ベランダや愛車までフンまみれになるハト被害|

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ベランダや愛車までフンまみれになるハト被害

全国各地に生息するハトが集まる場所は公園や駅前だけでなく、集合住宅の団地やアパート、マンションやビル建物に住み着きます。

戸建てのお宅では、太陽光ソーラーパネル、駐車場では愛車のフンまみれに汚染されるなど、鳩による害鳥被害でお困りではありませんか。

こちらのコラムでは、鳩が住宅にやってくる理由やハト被害の詳細をご紹介します。

集合住宅のベランダにハトが来る原因

ハトは比較的高い場所を好む習性があります。

 

普段は地上で餌を探す姿が印象的ですが、それは餌場で食事中の時に見られる姿です。

 

駅や公園、神社など、人の通りが多い場所でもお構いなしのようにトコトコ歩く姿は可愛らしく人間に慣れた懐っこい印象がありますね。

 

ハトのねぐらは、樹木や建造物の雨風しのげる隙間だったり、建物に住処を作る個体たちが増えています。

 

ハトは、三方囲まれる空間を好むため、ベランダの室外機や植木鉢、階段付近の隙間、倉庫、人の出入りが少ないような場所などが、ハトたちにとって格好の住処となってしまっているのです。

 

特に集合住宅、空き家、その建物に安心感を得て数羽が住み着けば繁殖していき、気が付くと十数羽から何十羽にもなってその建物を占領してしまう群れがいるのです。

 

その訳は、ハトには「帰巣本能」があり同じ場所に戻ろうとする習性があるためです。「ここは安心だな」と認識してしまうと、どんなに遠くに出かけても必ずと言えるほど戻ってくる能力が優れているのです。そのため、鳩が住み着いてしまうととても厄介。団地やアパートなどの集合住宅ではどのような被害で悩まされているのか調査してみました。

住居者を悩ますハト被害とは

まず最初に、ハトが引き起こす被害について紹介します。

 

1「ハトの鳴き声」

ハトは日中に活動していることが多く、夜になるとねぐらに帰ってきます。

 

深夜にはハトが休みに来ては「ボーボー」「クルックルー」など鈍い声で鳴くため「不気味で気持ちが悪い」「寝れない」「こわい」などのお悩みがとても多いです。

 

人が近づくと飛んで行く野鳥。追い払っても一時的に飛び立っていきますが時間が経つと再び戻ってきたり、別の個体がまたやってくるという繰り返しに頭を抱える方も多いのではないでしょうか。

夜には戻ってきて「怖くて窓も開けれない」「洗濯物が干せない」「部屋の中に入られパニックになった」そんな事例も起きています。意外と近くで見ると怖い…と感じる方も多いようです。

 

 

2「ハトの糞尿被害」

ハトは一日に多くのフンをするためフンや尿の被害はとても深刻です。

 

飛来してくるハトが多ければ、あっという間にフンだらけになってしまい、糞尿被害はとても深刻な問題を引き起こす恐れもあるのです。

 

ハトのフンは、白や茶色、手摺りや室外機、ベランダ全体がフンに汚されていきます。お掃除していても翌朝にはまたフンまみれ…放置してしまうと大量のフンがコンクリートや手すりが汚染されてしまいます。

 

様々な鳥類の糞尿被害が多い中でも、最もハトの糞尿被害はとても深刻とされる理由は、ハトの体内、フンや尿にも多くの病原菌を持っている恐れがあるということ。

 

病原体を寄生するハトは「空飛ぶネズミ」とまで言われるほど、ネズミのようにたくさんの菌を持っています。

 

ハトの体内から排出されるフンにも病原菌が多く含まれているため、放置してしまうと病原菌や寄生虫、ダニ、ゴキブリ害虫、カビなど発生します。

 

ハトのフンが乾燥すると、細かくなったフンが空気中に舞い、口や鼻などから体内に入ることで感染症やアレルギー症状を引き起こす危険があるのです。

 

病原菌の媒介の他にも悪臭、金属や塗装の腐食、コンクリートを劣化させてしまいます。

 

 

 

3「精神面での疲労」

鳩による被害で繰り返すフン被害以外にも

「部屋に入られた」

「窓を開けれない」

「洗濯物が干せない」

「ベランダに荷物も置けない」

「ニオイが気になる」

 

このような日常生活に様々な支障をきたすハトによる被害に精神的にも疲れてしまいますね。

 

それが原因で、引っ越しや退居をお考えになる方が増え、余計にハトのねぐらが作りやすくなってしまうこともあります。

 

高齢者の多い団地などでは、対策が十分に取れず、試行錯誤の末、個人で対策を行うも改善されない事例も起きています。

 

管理会社のご協力を得ながら対策を進めても団地全体の飛来防止対策には、各棟、各階段、ベランダ全面に防鳥ネットを設置する必要がある場合、高額な費用が掛かり手に負えなくなってしまう事例もあるようです。

 

被害が最も多い場所にだけ防鳥ネットを設置しても、帰巣本能の高いハトは戻って来ようとします。

 

個人での対策として、ベランダ全面に防鳥ネットを設置することは、我が家を守るために最適な方法ですが、その空間だけが改善されても別の空間に移動するだけに過ぎないため被害が広範囲に広がっている場合、団地全体の被害対策は難しい問題とも言えます。

 

特に人の出入りの少ない場所、入居者のいないベランダがあれば尚更のことでしょう。

 

管理者にご相談の上、設置費用のご相談にも対応してもらえるかを確認し無料調査・無料見積もりでご検討してみても良いでしょう。

気を付けて!法律で守られている鳩

「鳥獣保護管理法」で守られているハトの捕獲は原則禁止であるため勝手に捕まえることはできません。

 

そのため追い出し駆除対策はとても困難を極めます。

 

まだ飛び立つことのできない卵やヒナがいる時期は避け、ハトを傷つけることなく追い出さなければなりません。

 

威嚇音などを利用しても一時的な効果しか得られず入居者様並びに管理会社も頭を悩ます問題です。

 

ハトたちが「もうここには居たくない」「ここには居られない」そう認識させるために定期的な対策で駆除を行いましょう。

 

例え一時的な効果であっても繰り返し定期的に対策を行う必要があると言えます。

 

 

 

4「健康面での体調不良」

ハト被害が続き、様々な対策を行う中、体調不良を起こす方もいらっしゃいます。

 

毎日のように掃除をしても、またすぐにフンをされる…。

 

感染症ではなくても精神面からくる体調不良、頭痛や鼻炎などアレルギー症状など身体に症状が出てきてしまう方もいらっしゃいます。

 

鳩から与えられる精神的苦痛や体調の不調も深刻な問題です。

 

感染症やアレルギー症状

ハトの羽毛や糞による感染症やアレルギーは、基本的には軽い症状で済む方も多いですが、免疫力の低いお子様やお年寄りの方、体調が優れない方、妊娠中の方などは特に注意し、素手で羽毛や糞に素手で触れないようにしましょう。

フン清掃の際にもマスク、手袋、ゴーグルなどを装着するよう十分に注意しましょう。

 

ハトの羽毛や排泄物から移る病気や感染症には以下のものがあります。

 

アレルギー症状

アレルギー鼻炎、気管支喘息、肺炎など、体質によって発疹や目のかゆみなど起こす方もいらっしゃいます。

 

もし症状が出た場合には、すぐに内科や皮膚科、眼科、耳鼻科など、症状に合わせた医療機関に受診し、ハト被害に合っていることを伝えましょう。

クリプトコッカス症

ハトの糞に高い確率で含まれるカビによる感染症です。乾燥に強く2年以上経過しても菌が生存します。エアコンの室外機から吸い込んでお部屋にまん延してしまう危険があるので、カビを見つけた際には清掃するよう心掛けましょう。

 

症状は、アレルギー同様の症状であったり、皮膚炎、発熱、胸の痛みなどを伴う肺炎を引き起こす危険があります。

 

オウム病

半数以上のハトが、オウム病のウイルスを保持しているとされ、このオウム病の感染・発症することが多い感染症です。

 

軽症者は、頭痛や倦怠感、筋肉痛といった風邪に似た症状が出ますが、重症化すると肺炎や気管支炎などを引き起こす危険があります。

ニューカッスル病

ほとんどの鳥がニューカッスル病を引き起こす菌を保持しています。

 

急性結膜炎や風邪、インフルエンザのような症状を引き起こし、目のかゆみや目やに、充血などの眼球に症状が出た際には注意が必要です。

トキソプラズマ症

フンなどにも寄生するトキソプラズマという寄生虫による感染症です。頭痛や発熱、倦怠感などの軽いインフルエンザのような症状が出ます。

ヒストプラズマ症

ヒストプラズマ真菌というばい菌による感染症です。乳児が感染すると悪化しやすい特徴があります。インフルエンザのような症状の他にも、咳が長引いたり喉の違和感、痰が出たり、結核に似た症状を引き起こすことがあります。

サルモネラ菌食中毒

サルモネラ菌による食中毒症状を引き起こします。食品に異物混入などでも知られる菌です。症状は、嘔吐、吐き気、腹痛、下痢、発熱、胃腸炎といった症状を引き起こします。

鳥インフルエンザ

人間に感染することはまれですが、免疫力の低い方は感染の恐れがあります。

 

ハトが鳥インフルエンザに感染している可能性がある場合、フンなどから舞い上がったウイルスを吸い込み感染し、他のインフルエンザなどの症状と同じように突然の高熱や咳などの症状を引き起こす恐れがあります。

 

5「建物や所有物の損傷」

ハトのフンを放置していると、金属類のさび(錆)が発生したり、コンクリートを劣化していきます。

 

手摺りやコンクリート、また、個人の所有物となるエアコン室外機、太陽光ソーラーパネルなどの機械の故障、羽目板や緩衝材にも損害を与えます。

 

更には、自動車やバイクなどの保護コーティングを溶かし、塗装を浸潤し色褪せやボディーを侵食させます。

 

「なぜわざわざ愛車にフンを付ける?!」走行中においてもフンを付けられ不快な気持ちになった経験のある方も多いのではないでしょうか。

 

その原因は、威嚇やマーキングとも言われていますが、光るものに攻撃する傾向があるようです。

 

黒よりも白い色の車が狙われやすいとも言われていますが、停車している場所がハトや鳥類が集まっているか付近を注意しましょう。

 

アルカリ性のコンクリートは、ハトのフンによって劣化させるため、フンがあった場所がボロボロになってしまうことも。

 

金属の手摺りやフェンスなどもさび(錆)や色褪せを起こします。

駐車場に止めていた自動車に電信柱や屋根などからフンを落とされ自動車に付けられることでお困りの方も多いですね。

自動車に糞をされる被害

冒頭でも述べたようにハトのフンだけでなく鳥のフンには酸が含まれているため、長く放置していると金属や塗装を腐食させます。鳥のフンには強い酸性で、車の塗装はアルカリ性には強いのですが、酸性には弱い特徴があり短時間で酸化してしまいます。特に夏場などボディーが高温になる時期は2~3時間で浸食していきます。早期にシミの跡ができても磨きで対処できますが放置すると酸化による腐食で磨きでは除去できなくなってしまうことも…。

フンや尿の清掃について

健康被害を考え、多くの病原菌が含まれるフン掃除をする際には、マスクや手袋、ゴーグルを付けるようにして直接素手で触れたり口や鼻、目に入らないようにしましょう。

 

また、フンを放置したままでいると例え屋外でも時期によってダニなどの寄生虫が発生しやすくなったり汚染物を求めてゴキブリの繁殖にも繋がります。

 

ゴキブリはハトの排出した臭いフンも食べてしまいます。

掃除を行うのも一苦労ではありますがそれほど危険なハトの糞害には注意しなくてはいけません。

 

フン清掃の際、水を流してブラシでゴシゴシする前に排水管が根詰まりして水増しになってしまったりする恐れあるので乾燥した状態でこするなどして細かいフンはちりとりを使ってゴミ袋に捨てるようにしましょう。

 

小さいお子様などが誤って口にしてしまわないよう十分に気を付けてください。

 

洗濯物などに付いてしまった布団や衣類にも注意すると良いですね。

 

フン清掃のポイント

自動車などに鳥のフンがこびりついてしまった場合、柔らかいクロスをお湯で濡らしてフンを柔らかくさせて優しく拭き取りましょう。鳥のフンには砂や硬い固形物がまざっているので自動車のボディーなどは傷つきやすいため、こすらずに優しく拭き取るようにしましょう。

 

 

 

ハトがフンをしない環境づくりとは?

駐車場やベランダ、何度も同じ場所に集中して鳥のフンを付けられていませんか?

 

ハトだけに限らず、鳥は同じ種類の鳥のフンや羽が落ちている場所を安全だと判断する習性があります。

 

ねぐらとしてだけでなく、休憩や食事場所として飛来してきます。

 

その場所に慣れて親しみを持ち帰巣本能の高い鳥、しつこいフン害を与えるハトには、根本的な害鳥対策は継続して行う必要があります。

 

ハトがフンをしに来ないようにするためには荷物などを減らすことや、手すりなどに止まらないための施工が必要となります。一般の住宅、ベランダの手摺りに施工を行うことで、洗濯物が干せないなどの不便さが起きてしまうため、まずはベランダ全面を守るための施工が必要です。

鳥よけネット(飛来防止)

開口部が限られているベランダの害鳥対策には、鳥よけネット(防鳥ネット)が効果的です。

 

ただし団地やマンションなどの集合住宅の場合、消防法によってネットを設置できない空間もあります。

 

管理人や不動産会社へ被害の現状、対策方法をご相談してみましょう。

 

個人で行う際、市販の物でも可能ですが、隙間なく全面に防鳥ネットを設置するには高所作業のため危険が伴います。

 

ネットの設置は隙間なく固定させる必要があるため、市販の防鳥ネットを吊るすだけでは隙間ができてしまうため効果が得られない場合があります。

 

しっかりと隙間なく固定することがポイントです。

手摺りには、内側から洗濯物など干すことができますが、設置後もハトは防鳥ネットに当たってくることもあるので、しばらくの間は注意しましょう。

 

集合住宅ではお隣さんとの繋がりがあり、お隣が対策を行っていない場合、隣との壁の隙間から侵入してくる可能性があります。

 

そういった狭い隙間ではスパイク(剣山)を設置して侵入できないようにしましょう。

 

作業を行う際、まずは管理人・管理会社などに被害の状況をご相談の上、どこまでの施工が行えるのかご相談してみましょう。

 

 

自動車などの保護

大切な愛車を鳥のフンに落とされる被害。

 

フロントガラスに落とされるのも嫌ですが、ボディーに落とされ気付くと硬く固まって取れない…なんてこともありますね。

 

ハトよりもスズメによるフン害も多い印象がありますね。

 

走行中は致し方ないものの、駐車場に止めている時には自動車専用カバーを利用してフンなどの汚れ予防として役立ちます。

 

バイクなども同様、時にはネコなどがシートにひょっこり乗っている姿も見かけます。せっかく洗車したのに汚されてしまうのはがっかりしてしまいます。

 

汚れ防止としてカバーを付けると良いですね。

摩擦によって傷ついてしまう素材のものを避け、裏起毛タイプのカバーなどがおすすめです。

 

電力会社への問合せ

家の付近や駐車スペースの電線・電柱に鳥が頻繁に集まり、被害が起きている際には、所有者、又は管理会社となる電力会社が鳥類(ハト・カラス・スズメ・ムクドリなど)がとまらないように工事をしてくれる場合があります。

 

電線によく止まる鳥の種類や被害状況を写真に収めておくと良いですね。

 

お住まいの地域の電力会社に問合せてみると解決策が見つかるかもしれません。

 

電信柱などには所有者、管理者となるプレートなどが貼られています。

問い合わせ先を確認してみましょう。

 

 

まとめ

様々な場所でハトや鳥類の被害が相次いでいます。

地域や建物の状況によって対策が困難となる場合においても、対策を諦めず一日でも早く安心した生活が送れるように各地域で専門の害鳥駆除業者が様々な取り組みに力を入れ活動しています。個人での対策が困難な場合には各自治体にご相談の上、駆除業者に依頼することをおすすめします。

 

春夏秋冬、あらゆる場所で一年中活動する鳥の被害にお困りの方は多く、団地やマンション、戸建て住宅、倉庫やビルなどの建物で発生する被害でお困りの方、大切な住まいを守るためにクジョリアも経験や知識を活かした施工を行って活動しております。

 

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