- 0800-919-6866年中無休 9:00-21:00
- 無料見積もりはこちら
毒性を持つチャドクガ大量発生中!千葉県内の皮膚科医にご相談COLUMN
目次
毒を持つ毛虫「チャドクガ」大量発生
梅雨から夏に近づく季節になろうとしている今、雨の日もあれば夏の暑さを感じられ半袖姿で過ごす方も増えてきましたね。
蝶や蛾の幼虫、毛虫はまさにこの時期にも活動し、大量発生している地域が増えています。
新型コロナウイルスの影響で、屋外の広場や公園などで過ごす機会も増えている今、毒毛虫にご注意ください!
ツバキやサザンカなどの庭木にも大量発生しています!!
チャドクガの毒とは?
蛾の幼虫として知られる毛虫のなかで最も被害件数が多い毛虫。
チャドクガは、毛虫に触れていなくても風に舞って衣類に付着、肌に触れてしまっただけでも皮膚炎などの症状が起きることがあります。蜂のように狙って刺してくる訳でないので、原因に気付かず、皮膚科で毛虫によるものとわかる方もいらっしゃる方もいるそうです。
チャドクガすべての毛に毒がある訳ではなく、体を覆っている長い毛とは別の、0.1ミリ程度の細かい毛が原因です。肉眼で確認できないほど細かく「毒針毛」と呼ばれる毒毛が30~50万本生えています。その毒針毛は風と共に他の葉に付いたり周囲に舞い散ります。
近くを通っただけで気が付かないうちに肌に触れ、皮膚炎を起こす方が増えています。特に小さなお子様や、お散歩中のペットに付いてしまった毒針毛が人の肌にも触れてしまうこともあるため、お散歩の際など毛虫のいる植物の周辺では、十分に気を付けましょう。人間だけでなくペットも毛虫を鼻で嗅いだり、毒針毛が体についていてこすってしまうと皮膚炎を起こしてしまうこともあると言います。
チャドクガやイラガなど毒のある毛虫がいるツバキ・サザンカ・カキノキ・サクラなどの木にはなるべく避けるよう気を付けて歩行しましょう。庭木の毛虫大量発生を放置していると、行動範囲が広がり被害範囲も大きくなってしまいます。毛虫の幼虫は身を寄せ合うようにかたまっていることが多いため、不快感が増しますが、早期に駆除をお勧めしています。
千葉県内での皮膚炎被害増加中!
チャドクガなどによる毛虫駆除のご依頼は、住居者様などが刺されてしまってからのご依頼が増えています。
ガーデニングやお庭のお手入れ、庭先に干した洗濯物に毒針毛が付着していて皮膚炎を起こしてしまう場合が高いと言えます。
毛虫に気が付かず生活をしていた方も少なくありません。
刺されてからの症状は体質によって違いがありますが、小さな発疹を掻きすぎてとびひしてしまうこともあるので、早めに皮膚科へ診てもらいましょう。
皮膚炎などの症状で皮膚科で毛虫によるものと診断された場合、しっかりお薬を処方してもらいましょう。
症状に個人差がありますが、チャドクガそのものに触れていなくても毒針毛が何らかの理由で肌に触れ発症してしまうことが多いので、毛虫に触れたり見てもいないのに気づかぬところで引き起こすことがあるのです。
本来ならば、刺されてしまうなどの被害が起きる前の駆除が大切です。被害件数が増えている情報を基に、ご自宅のお庭の様子を今一度点検してみましょう。
刺されてしまったらどうケアする?
チャドクガに刺された直後は症状はなく、時間が経ってから赤く腫れ、痒みが出てきます。
毛虫に直接触れてしまった際には引っかいたりせず、冷水で洗い流しましょう。衣服に付いている場合、2~3回洗うようにしましょう。
気付くと赤い発疹ができて一週間以上の強い痒みが生じます。人によって全身にまで広がって、眠れないほどのかゆみに襲われる方もいらっしゃいます。
炎症が強いと市販薬では効きにくく、汗などの蒸れなどで、かきすぎてしまうととびひし更に悪化してしまいます。症状が出た際には速やかに皮膚科で診察を受け、塗り薬や飲み薬で治療しましょう。家屋の庭先だけでなく、お出かけの際には十分に注意しましょう!!
チャドクガ退治に困ったら
自身での駆除は困難であり、露出を避けた衣服を装着していても衣服に付いた毒針毛によって皮膚炎を起こしてしまうケースがあります。
死骸からも毒針毛の被害は生じるため、処分を行う際にも注意しましょう。ご不安な点も安心してお任せできる専門の駆除業者にお願いするのが安全です。
毛虫の活動が終わり、死骸となったものや脱皮した殻や蛾の成虫にも注意が必要です。
一旦は終息したかにみえても、8月の中旬頃から再び発生するため注意が必要です。
いわゆる毛虫の再発、第2波が来る前の8月中には薬剤を撒いたり剪定やお手入れを行い予防対策を行っておくことが有効的と言えます。
現在千葉県内での市長や皮膚科医会の会長もチャドクガによる被害について注意を呼び掛けています。
害虫駆除並びにお住まいの周辺では草刈作業を行う伐採業者も活動されています。
お庭のお手入れを行うことで毛虫の発生も早期に気付けることができます。
卵のうちや、孵化して一つの樹木にいる間に駆除を行うのが良いでしょう。
合わせて知っておこう!鳥類被害!
ムクドリやスズメ、ハトやカラスの被害も多く寄せられたのが船橋市や柏市の住宅でした。
千葉県を中心に活動していますが、春から害鳥被害も多発しています。ヒナが巣立つ頃でもありますが、地域によって様々な場所で被害を与えます。
巣からはダニや雑菌などが発生し二次被害をも引き起こします。
チャドクガなどの毛虫を食害してくれる鳥はいないと考え、放置せずに毛虫が大量に発生させないための対策を行う必要があります。
