コウモリの不思議な特徴とは?危険な病原体について|

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コウモリの不思議な特徴とは?危険な病原体について

あれは鳥?まさかコウモリ?

夕暮れに家の周りを飛ぶ黒い影…

飛んでる姿は鳥のようにも見えるけど

 

飛び方が何だか違う気がする…

 

ヒラヒラと夜空を飛ぶ

 

不気味な姿の正体は…

 

家に棲みつく イエコウモリ!?

 

夜に街灯や電線などに集まるコウモリに

気付きにくいかもしれませんが

今では住宅地などでも生息してます!

家の中に入っていきて驚いた!

 

住み着かれて糞がすごい!

 

家のまわりを沢山飛び回ってる!

 

そんな経験にお困りのお宅が増えています!

家に棲みつくコウモリについて

家に棲みつくのは

アブラコウモリという種類のコウモリ。

家に棲みつくコウモリとして「イエコウモリ」とも呼ばれています。

 

家屋などのあらゆる隙間を見つけて侵入します。

 

戸袋や雨戸の間や屋根裏やベランダ…

 

わずか1~2cmの隙間に侵入して

住み着いてしまうととても厄介!

 

その理由は

大量のフンと異臭に汚染される!!

 

ダニなどの発生!

 

糞尿被害だけでなくコウモリに付着している

ダニの発生で被害が広がり

 

ウイルス感染症を引き起こす可能性も!

 

様々な病原体を持っているため

 

健康被害にも注意が必要なんです!!

 

鳥じゃない!コウモリが家に!

夕暮れになるとヒラヒラ飛び交う

鳥のようにも見えるコウモリの姿を目にしたことはありませんか?

 

アブラコウモリは、翼を持つ鳥とは違う哺乳類。

なのになぜ空を飛ぶのか。

 

不思議なコウモリの構造を調べてみました。

アブラコウモリの構造

アブラコウモリは空飛ぶ哺乳類。

 

モモンガやムササビなども

コウモリと同じ哺乳類ですが

モモンガやムササビは飛ぶというより滑空飛行をします。

急上昇や急旋回などはできません。

 

しかし、コウモリには人間と同じ5本の指があり、肩から尾にかけて皮膚で繋がる被膜という膜が張っている構造になっています。

 

コウモリの手足の膜には伸縮性があり上手に調節することで筋肉が付いています。

 

手を開くと翼が広がり、まさにバットマンのマントのように飛ぶことができる特徴を持っています。

鳥のように自由に飛び回ることができるコウモリですが、鳥類の翼は羽毛で覆われているのに対し、コウモリは被膜でできていて羽毛はありません。

 

飛んでいる姿は鳥と間違われやすいですが、鳥類とは飛ぶという翼の構造が違うようです。

 

哺乳類のなかで空を飛べるのはコウモリだけと言われています。

家に来るコウモリは吸血するの?

日本で一番多く見かけるコウモリのほとんどがアブラコウモリ。別名「イエコウモリ」

 

人間の住む家に棲み着くコウモリの被害は深刻化してきていると思われます。

 

しかしコウモリだからと言っても

 

このアブラコウモリは吸血はしません!!

 

コウモリと言ったら、

ドラキュラのように人間に咬み付き、吸血するイメージがありますが、世界には1000種類ほどのコウモリがいるなかで吸血するコウモリは3種類程だと言います。

 

そしてその3種類の生息の数は少なく日本には生息していないコウモリです。

 

日本に生息するコウモリは、約30種類。

 

主に、オオコウモリ科、キクガシラコウモリ科、カグラコウモリ科など多くの部類に分かれており、そのほとんどが絶滅危惧種に指定されています。

アブラコウモリの繁殖力!

日本に生息しているコウモリのなかで

人間の住む身近な環境に現れるコウモリのほとんどがアブラコウモリの一種類だけです。

 

アブラコウモリに関しては

絶滅には程遠いほど強い繁殖力で増加しています。

 

このアブラコウモリは小さな体を活かして

家屋の隙間から家内に侵入してきます。

 

なぜ家屋に近づくようになったのか?

 

恐らく自然環境の変化によって本来の生息場所が失われ、市街地で生息する個体が増え、繁殖が増加していると思われます。

 

コウモリが棲み着いたことに気付きにくいこともあり100匹位にまで繁殖していた事例もあるほど、その繁殖力は非常に強いものと言われます

 

被害の起きた屋根裏を覗いてみると、衝撃を受けるほどのフン尿と異臭事例も多いです。

コウモリはなぜぶら下がる?

哺乳類のなかで

空を飛べるのはコウモリだけですが

空を飛ぶためのエネルギーは発達しても

歩行や両足で自立する筋力は発達していません。

 

しかし飛ぶ際に必要な脚の腱は丈夫なため

コウモリ特殊な腱があることで筋肉の代替となり

ほとんど力を使わずに長時間ぶら下がっていられるそうです。

 

人は頭の位置を下にした状態にすると頭に血がのぼり、気分が悪くなってしまいますね。

 

それは体内にめぐる血液の流れが変動することが原因です。逆さまになることで、頭部に勢いよく血液が流れてしまうため負担がかかってしまいます。

 

それは多くの生き物にも当てはまる症状ですが

コウモリは身体が非常に軽く

身体が重くなる筋肉はほとんどありません。

 

身体に流れる血液も少ないので、逆さまでいても身体に不調がでにくいようです。

 

アブラコウモリは5g~10g程の軽さ

大型のコウモリでさえ1㎏程度の軽さです。

 

逆さまでいる体勢はコウモリにとっても都合が良く、足を放すだけですぐに飛行体制に入れて、落ちる力で揚力を得ることができます。

 

コウモリは鳥のように地上から飛び立つ力、歩いたり飛び跳ねたり立っていることはできずぶら下がる以外の運動力はないのです。

 

コウモリにとって高い場所から飛ぶことの方が効率が良いのでしょう。

コウモリは身体を起こすの?

逆さまにぶら下がっているコウモリは胴体を起こすことはあるのでしょうか。

 

普段は逆さまな状態でいるコウモリでも

出産の時には体を起こし出産するようです。

 

ずっとぶら下がっているのは疲れてしまうように感じますが、コウモリにとっては自然な姿なのでしょう。

基本的には立ち上がる姿勢ではなく、上体起こしのような体勢になることもあるようです。

 

最近では、SNSなどでコウモリがぶら下がっている動画を逆向きに編集して、ぶら下がって揺れている姿が、まるで立って踊っているように見えるユニークなおもしろ動画がアップされ話題ですが、実際のコウモリはそのような動きはできないでしょう。

SNSで目撃情報

また、SNSでコウモリ発見動画や実際に見かけた写真がアップされることも増え、各地で発生して驚いている今の現状が見えるようにもなりました。

 

実際には立ち上がって行動することはありませんが、各地でヒラヒラ飛ぶコウモリ、へばりつく姿を目撃することが増えています。

 

まだ珍しい印象のコウモリですが、インターネットなどの情報から発見件数が増えています

コウモリの鳴き声は?

アブラコウモリの鳴き声は

私達人間には聞こえない超音波を発して鳴くと言われています。

 

種類によって異なりますが

「キーキーキー!」「チッチッチ!」などの声で鳴くようです。

 

アブラコウモリとは違う、住宅街などでは比較的少ないオヒキコウモリは、人間の耳にも聞こえる鳴き声を出し、深夜に天井裏から聞こえる声は「ネズミかな?」と思ったら実はコウモリだったというほどネズミの鳴き方に近いといいます。

 

アブラコウモリもかすかな鳴き声やバサバサと音を出したりします。

 

夜に鳴く声だけを聞くとまさかコウモリではなくネズミの鳴き声と勘違いしてしまう方も少なくありません。

アブラコウモリが住む場所

アブラコウモリは都市部を中心に様々な場所に生息しています。

 

当社クジョリアでは千葉県内、茨城県内からの駆除依頼が多く寄せられています。

 

千葉県内でもここ数年、

コウモリの依頼が急増し、自然環境も整う街では、繁殖傾向と共にコウモリたちにとって生活しやすい環境となっているように感じます。

 

人間の住む家屋に住み着くその場所は…

 

天井裏・戸袋・雨戸

 

瓦の下・壁の羽目板・通気口

 

あらゆる隙間から侵入し住み着きます。

 

ほとんどはジッとしていることが多く

暗くなってから行動をする夜行性です。

 

窓を開けているとカーテンや壁にへばり付いて「キーキー」と鳴き、何とも言えない不気味な姿を発見して驚く方も多くいらっしゃいます。

大量の糞をするコウモリ

アブラコウモリは日没後

約2時間程度活発に行動します。

 

アブラコウモリは一晩で

300匹ほどの虫を食べます

身体を軽く保つために消化も早く毎日大量の糞をします。

 

糞の発見で、戸袋などの隙間に住み着いていることに気付く方もいらっしゃいます。

 

数匹いるだけでも放置しているとかなりの量になります。

 

集団で住み着くこともあるので

糞尿被害はとてつもないほどになってしまうのです。

※写真は一般家庭の通気口に子ウモリ

コウモリの病原体

コウモリだけに限らず

多くの細菌やウイルスなど

感染症を与えかねない野生動物。

 

コウモリによる感染はこれまで日本で報告事例は多く出ていませんが、国外ではコウモリからの感染も存在しています。

 

新型コロナウイルスによる影響で

コウモリが原因であるのではないかと疑われるほどコウモリは強い病原体を持っているのは確かではあるようです。

 

発見した際には絶対に素手で触れないようにしましょう。

コウモリ駆除は難しい?

「住み着かれてしまっているかも…」という時には駆除屋さんに調査をお願いしてみましょう。

 

ご自分で退治する場合は注意点があります!

 

潜んでいるコウモリを捕まえる行為

捕獲・殺処分などは鳥獣保護法により原則禁止されています。

 

ご自身での駆除を行う場合

コウモリを傷つけたり捕獲はせずにそっと追い出すようにしましょう。

 

咬まれてしまう危険があるので必ず手袋を付けましょう。

 

糞清掃では健康被害を起こしてしまうこともあるので必ずマスクや手袋・ゴーグルなど装着しましょう。

 

状況によって追い出すことが困難な場所、作業中に危険を伴う場合があります。

無理のない範囲で、駆除の判断を行いましょう。

 

コウモリが確実にいない状態の時…

清掃や侵入口を塞ぐ作業を行うべきですが

天井裏など場所によって隠れているのを見落として、出入口を塞いでしまうと出口のないコウモリが死骸となり異臭やダニなどが広がることに繋がる恐れがあります。

 

場所によって失敗してしまうこともあるので、作業困難な時には、プロの業者にお願いするのが安全です。

 

コウモリの活動に注意

コウモリが家屋周辺を飛び回る姿を見かけたら、ねぐらを作られている可能性があるということを視野に入れて注意しましょう。

 

冬眠から覚め、春ごろから活動しだすコウモリは夜行性のため昼間は静かに住み家で休み、夕方以降に外へ出て飛び回り街灯などに集まる昆虫などを食べます。

 

夏頃には繁殖期・出産時期になり

繁殖していくと被害が大きく生じてしまうので近くで発見した際には十分に注意しましょう。

まとめ

多くの専門の業者によって駆除の施工方法、被害状況や環境によって色々な対策内容があります。

 

一般的に行う駆除作業は

 

追い出しや侵入防止の対策が中心になり

フン清掃や消毒作業も行っています。

 

ご自分での駆除よりも

業者にお願いするのが安心安全です。

 

コウモリをむやみに刺激したり

素手で捕まえる行為は原則禁止であり

咬まれてしまう危険があります!

 

死骸やフン尿に関しても

ダニやノミなどの発生にも繋がるため

 

早めの対策が必要です!

 

体質によってアレルギー症状を引き起こし人体に健康被害を及ぼす場合があるため手袋、マスクなどを装着しながら清掃作業を行いましょう。

 

更には再発を防ぐために

侵入口を塞がなければなりません。

 

小さな隙間や見えにくい場所

慣れない高所での作業は難しく危険です。

 

そんな時には

専門の業者にお願いしましょう。

コウモリ被害を発見したら

そのままにせず、安全性を考えて

駆除専門のプロにお任せ頂くのが効果的!

 

クジョリアでは

年々増加しているコウモリ駆除を行っております。

 

現地調査・お見積りは無料!

 

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