ノミが発生する原因は?お部屋のノミ駆除予防対策|

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ノミが発生する原因は?お部屋のノミ駆除予防対策

家の中でダニやノミなどの小さな虫に刺された経験はありませんか?

外から持ち込まれることが多いダニやノミ。

なかでもノミは飼い猫や飼い犬によって家の中に持ち込まれたり、床下や天井裏などに侵入した野良猫やハクビシンやネズミなどの害獣が住み着いてしまうと、動物の体に寄生したノミが家の中に侵入し、人間も刺されると激しいかゆみなどを起こします。

 

こちらのコラムでは、ノミの特徴や発生原因、駆除や予防方法について解説します。

家族やペットをノミから守るための役立つ情報をお届けします。

ノミがお部屋に発生する原因と駆除対策で家族やペットを守ろう

ノミが発生する原因

ノミは、主に日光が当たらない草むら、落ち葉、土のある場所、茂みや暖かく湿った場所に生息しています。

 

ノミが部屋の中に発生する原因は、主に犬や猫などのペットや野生動物の侵入が大きなきっかけになります。

その他、外でガーデニングや草むしり、庭先のお手入れ作業中に人間に付着したノミを家の中に持ち込んでしまうこともあります。

 

部屋に中にノミが発生していたら、可能性として考えられる原因は以下です。

 

・ペットの体に寄生している

 

・ネズミやハクビシンなどの害獣や野良猫が住み着いている

 

・衣類などに付着し、持ち込んでしまった

 

ペットの体に寄生する

ノミは吸血源を求め、ペットなどの動物の体に寄生することが多いですが、人が寝転んでいるカーペットやソファーなどの隙間にノミの卵や幼虫が潜み、人間の足や露出部分を吸血したりすることもあります。

ネズミやハクビシンなどの害獣や野良猫

又、屋根裏や床下にネズミやハクビシン、コウモリ、野良猫などが住み着いていたらノミ被害に遭う場合があります。

死骸が残ると寄生虫が発生したり、ダニ・ノミが部屋の中へ移動してくることもあります。

 

犬や猫を飼っていないにも関わらずノミが発生していたら、野良猫やネズミやハクビシンなどの害獣のしわざである可能性があるので、フンや足跡などの痕跡がないかチェックする必要があります。しかし、屋根裏の点検や駆除作業は非常に困難なので、害獣の駆除対策は業者に依頼するのがおすすめです。

衣類などに付着する

ハイキングやお庭のお手入れ中に草むらから靴や衣類にノミが付着し、気付かずに家の中に持ち込んでしまうこともあります。ノミが居そうな茂みの多い場所へ出かけたら、帰宅後は外で衣類をはたいたり、ペットの体のチェックやシャンプーをしてあげましょう。

ペットもノミ予防を心掛けよう

飼い猫や飼い犬ペットが体をかゆがっていたり、毛で覆われている皮膚に虫が付着していたら、人間にも被害が及ぶ可能性があります。外から部屋の中に出入りする猫や犬のペットには、ダニやノミが付きやすいので、ペットをノミから守ることや人間への二次被害を防ぐことも大切です。

ペットのノミ予防方法について

ペットのノミ予防には動物用医薬品のノミ駆除予防のお薬があります。ノミ取り首輪やノミ・ダニ駆除剤のスプレーやスポットタイプなども有効的です。メーカーから販売されている猫用や犬用の薬剤でペットの性格や環境に合わせて使用しましょう。

 

又、お散歩の後など、虫が付いていないかペットの体のチェックも大切です。こまめにブラッシングをしたり、定期的にシャンプーをするのもノミ・ダニ予防になります。

 

お部屋は乾燥機や掃除機でこまめな掃除や湿気対策もノミ駆除には有効的です。

 

ペットの症状によって対応方法が異なる場合があるので、念のため、動物病院へ受診して飲み薬や皮膚炎の治療をしてもらいうと安心です。

 

ノミの特徴

ノミと言えば、犬や猫の体に寄生して吸血する虫。時には人にも寄生します。ノミは年間を通して発生しやすいですが、主に7~9月頃の夏の時期は活発になります。

 

体長:1~4㎜程度

 

体型:左右扁平で体毛の中を移動する

 

移動手段:後足で跳躍で飛び跳ね、ジャンプする

 

吸血:成虫は動物の血液を吸う

 

寄生場所:犬や猫、野生動物や人間に寄生する

 

活動場所:屋内・屋外問わず生息可能

 

好む環境:暗く暖かい湿度の高い場所

 

繁殖力:一日に40~50個の卵を産むため繁殖力が高い

 

被害:吸血によるかゆみ、赤み、水ぶくれ、丘疹(きゅうしん)などが起こる。(ノミが媒介する病気やアレルギー反応により皮膚炎、刺咬症、猫ひっかき病など)

ノミは繁殖力が強い

ノミの成長スピードが非常に早いです。メスのノミは1日に40~50個ほどの卵を産み、2~4週間で成虫になり産卵を繰り返します。ノミの成虫の寿命は宿主となる動物や環境によって異なりますが一般的に約2週間から数カ月程度と言われています。

繁殖力が強いため、個体数の増加、被害範囲が広がるケースもあります。

ノミの成長サイクル

ノミのライフサイクルは卵・幼虫・蛹・成虫の4段階で構成されており、又、ノミの成長に必要な湿度や温度などの環境によって繁殖スピードも異なります。

雌のノミは数百個以上にもなる卵を一日50個程度の卵を産み、犬や猫の体や寝床などに産み落とす
幼虫卵から孵化した幼虫は、フケやノミのフンを食べて成長する
蛹(さなぎ)幼虫は繭を作り、その中で蛹になる
成虫蛹から成虫になると、犬や猫などの体に寄生して吸血をはじめる。ノミの成虫は全体の5%程度と言われ、残りは卵や幼虫、蛹の状態で生息している

ノミの成長に必要な環境

温度13℃以上 20~30℃
湿度60~80%
エサ幼虫はフケやノミのフン・ホコリや食べかすを食べる。成虫は主に動物の血液がエサになる

《ノミ被害》まずはペットのノミケアを

ノミは部屋の中に発生している場合、まずはペットのケア、ノミ取りシャンプーやノミ取り首輪などでノミ駆除をしてあげましょう。動物病院で犬や猫のノミ駆除予防をしてあげたり、屋外ではノミが潜んでいそうな茂みは避けましょう。

 

屋内で飼っているペットや屋外で飼育している犬や猫が原因であれば、再発させないためにそれらを改善させる必要があります。ペットにノミがいる場合は、動物病院でのノミダニ駆除の治療をおすすめします。

お部屋のノミ駆除方法

部屋の掃除・掃除機をかける

ノミの卵や幼虫が多く生息している部屋の四隅や家具の隙間などをこまめに掃除機をかける。

吸い取った掃除機内のゴミはすぐに回収してゴミ袋に入れ密封させて処分します。

くん煙剤で駆除する

お部屋にノミが発生している場合、くん煙剤での駆除がおすすめです。(使用の際はペットを屋外へ避難させてあげましょう)

ノミの卵や幼虫はじゅうたんや畳、ソファーの隙間などあらゆる場所に存在しているため、バルサンなどで薬剤を充満させて駆除することが期待できます。

 

但し、バルサンなどは、ノミやダニの卵には効果がありません。そのため、1回を使用したら、一週間ほど空けて卵が孵った頃にもう一回、2回目のバルサンを行うと、孵化した幼虫も駆除できます。

熱処理や熱湯消毒で死滅する

布団にノミがいる場合は、布団乾燥機やスチームアイロンなどの熱処理で駆除できます。死骸は布団専用掃除機で吸い取りましょう。高温乾燥機の他、熱湯消毒が可能であればバスタブで60度以上のシャワーや熱湯で死滅できます。

ノミ駆除に困ったら業者を依頼する

上記の駆除方法を行ってもなかなか効果が得られない場合は、プロの駆除業者にご相談ください。

ノミ・ダニの害虫駆除では、主に薬剤処理がメインになります。

 

繰り返しノミ被害が発生する場合、再度、侵入原因を把握しながら予防することが重要です。

ネズミやハクビシンなどの害獣が原因だった場合は、ノミや害獣の駆除が必要になるので、業者を手配すれば早めの駆除ができるでしょう。まずは相談をしてみると良い解決策が見つかるでしょう。

 

まとめ:ノミ被害の原因をみつけて改善策をみつけよう

ノミは屋外から持ち込んでしまうことで部屋の中でも被害に遭いやすいくなります。

主に犬や猫などの動物に寄生するので、ペットがいるご家庭では注意が必要です。

 

ペットや屋根裏に潜む害獣などが原因であれば、薬剤処理や侵入経路を調査し、住まいの被害状況をみながら改善策をみつけてみましょう。

ノミ・ダニ 駆除 | 千葉の害虫駆除は株式会社Qujolia

 

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