部屋の異臭・獣臭の原因と対処法|においの原因は動物の侵入?!|

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部屋の異臭・獣臭の原因と対処法|においの原因は動物の侵入?!

「部屋の中が獣臭のようなにおいがする」「部屋のどこかから異臭がする」そんな経験ありませんか。

 

例えば、玄関やキッチンの排水口、寝室や押し入れ…。普段見えない屋根裏や床下には、害獣などの動物に侵入されていたことで強烈な臭いが部屋に充満するといった思わぬトラブルが潜んでいることもあります。

 

特に梅雨時期や夏場になると不快なにおいが充満しやすくなるため、臭いに引き寄せられて害虫などが発生してしまうことも。

 

大切なのは、においのもととなる原因を特定して適切な対策をすること。そして、換気や掃除の頻度を見直して、改善させることが重要です。

今回は、家の中のにおいの原因と対処法について解説します。

お部屋のにおいの原因

部屋の中が臭う原因は部屋や場所ごとに異なるため、まずはニオイの原因・発生源を特定することが重要です。

該当する場所をチェックしながら解決策を見つけていきましょう。

玄関・靴箱(シューズボックス)

靴置き場などがある玄関は、風通しが悪く、湿気がこもりやすい場所。特に梅雨時期や夏場は皮脂や汗が原因で細菌が繁殖しやすく、臭いも強くなり、閉め切った靴箱に雑菌やカビが繁殖し、湿った臭いとカビ臭などが発生します。

 

脱ぎ掃きした靴は定期的に丸洗いして汚れを取り、湿った靴もしっかり乾燥させてから収納しましょう。

又、雨の日は濡れた靴、傘、レインコートなどは湿気の原因にもなるので、水滴は可能な限り外で払ったり、乾燥させるように心掛けましょう。

 

シューズボックスは湿気を溜めないように湿気取りを設置したり、扉を開けてこまめに換気をしましょう。

消臭剤や湿気剤、炭や重曹、湿気の多い時期は除湿器などを活用するのも効果的です。

 

ちなみに・・・玄関付近は外の出入りに最も近い場所なので、湿気を好む害虫も侵入しやすくなります。

靴を並べている玄関や靴箱はこまめに換気や掃除をして、清潔な空間を保つことが大切です。

 

キッチン

キッチンでは生ゴミや食べかすによる雑菌の繁殖で生ごみ臭が発生します。

排水口の詰まりや下水臭、酸化した油汚れが原因で不快な臭いがすることもあります。

 

夏場や湿気が多い時期になると放置した生ゴミはすぐに腐り、臭いも強烈に。不快な臭いだけに限らず、ゴキブリやコバエ、ハエなど様々な害虫が発生しやすくなります。

 

対策方法は、臭いを消すことよりも排水口や三角コーナーにある生ゴミは密封袋に入れて早めに処分したり、キッチンやお風呂場、洗面所の排水口も清潔に保つように心掛けることが重要です。

 

洗面所・浴室・トイレの水回り

洗面所は、歯磨き粉や石鹸カスの残り、抜け毛などの髪の毛による雑菌の繁殖。排水管の詰まりやカビが原因で水回りから嫌な臭いがします。トイレの嫌な臭いは、排泄物の残りや排水口の滑りや詰まりによる下水臭です。

 

キッチンと同様に洗面所や浴室、トイレなどの水回りは、掃除と換気を心がけることで臭いや害虫予防につながるので、清潔な空間を心がけましょう。

寝室

寝室から不快な臭いがしたら、寝具に付着した皮脂や汗による雑菌臭です。その他、たばこ臭やペットの体臭なども布製品には染み付きやすくなるので、ファブリーズなどの消臭剤を利用したり、こまめに換気をしながら衣類や寝具を洗濯しましょう。

 

湿気が多い時期は、布団を敷いたままだとカビなども湧きやすくなります。

そしてカビだけでなく、ダニも繁殖しやすくなるので健康被害につながる恐れがあります。

 

リビング

リビングではカーペットなどにペットや人の体臭や皮脂汚れが染み込みやすいので臭いの原因になることがあります。

ペットの飼っているご家庭で多いのが、ペットのトイレの排泄物臭。

その他、洗濯物の生乾き臭が原因でお部屋に不快な臭いが広がることがあります。

 

屋根裏

屋根裏の臭いは、部屋の天井に設置された点検口や押し入れの天袋から天井裏を確認できます。点検口を覗くと暗い空間の中にカビやホコリ、煤などが広がります。断熱材が入っている場合も多いです。

 

そんな屋根裏には、ネズミやコウモリ、ハクビシン、タヌキ、アライグマなどの野生動物が侵入し、寝床にしていることがあります。そこには大量の糞尿、場合によっては動物の死骸が残されていることも。

 

夏場は特に腐敗が進むので、天井板にシミができたり、強烈な悪臭が屋根裏から部屋まで広がります。

同時にダニやウジ、ハエやゴキブリが湧き、不快な臭いや害虫が部屋へと広がるケースもあります。

床下

床下は特に湿気が多い空間なので風通しが悪いとカビなどが発生したり、木材の腐食によって様々な影響をもたらします。

野良猫や野生動物が隙間から侵入して寝床にしていたら、糞尿に汚染されている可能性があり、カビ臭や動物の獣臭がします。他にも湿気を好み木材を食べるシロアリ、ゴキブリ、ムカデなどの害虫も発生しやすくなります。

 

害獣・獣臭

 

害獣が住み着いている場合、排泄物や分泌液の臭いが床や壁に染み込み、部屋中に臭いが広がることがあります。

又、哺乳類の死骸があると強烈な臭いがしたり、気温や湿度によって異なりますが、すぐにハエが湧いてきます。

 

ネズミやハクビシンなどの害獣の場合は、様々な雑菌やウイルスを保有している可能性があり、健康面への影響や建物にまで大きな影響を及ぼすおそれがあるので一日でも早い解決策を見つけて、駆除や殺菌消毒、侵入防止対策を行う必要があります。害獣対策は個人では難しいので、害獣対策なら駆除業者へ。屋根裏や建物の修理などはリホーム業者へ相談してみましょう。

 

臭いの原因がわかったら早めの対策を

臭いの原因がわかったら、早めの対策が必要です。すぐにできることから始めましょう。

換気する

まずは換気をして空気を入れ替えてみましょう。窓は対角線上に開けると空気の通りが良くなり、換気が効率的です。

窓が一つしかなかったり、風邪の通りが悪い場合は、扇風機や換気扇、サーキュレーターなどで風の流れを作り空気を循環させると不快な臭いが緩和できるでしょう。

 

消臭剤を置く

換気が難しい時には、置き型や吊り下げ型、プラグ型やスプレー型の消臭剤で気になる臭いの消臭効果が期待できます。

空気清浄機や脱臭機を使用する

脱臭機はチリやホコリが原因の臭いを分解除去してくれます。

吸引タイプと放出タイプを使い分けて、生ゴミや靴箱の臭いには吸引タイプ。ペットやたばこの臭いが気になる場合は、放出タイプがおすすめです。

生ごみの処分方法に注意する

お部屋の臭いの原因で最も多いのが生ゴミ。雑菌やカビの繁殖を抑えるために、水気をしっかり切って、早めに処分しましょう。すぐに捨てられない場合は、密封袋に入れたり、生ごみ処理機を活用したり、捨てる日まで冷凍するのも良いでしょう。

水回りを掃除する

水回りはカビや雑菌が発生しやすいので、こまめに掃除をする必要があります。キッチンでは排水口、三角コーナー、シンク回り、コンロ付近の油汚れも臭いの原因に。トイレの便器、お風呂(浴室)、洗面所の排水口のお掃除には、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダと水を活用してみましょう。カビ汚れには塩素系漂白剤がおすすめです。

寝具やカーテンなどの布製品を洗う

寝具やカーテン、マットレス、ぬいぐるみや衣類が臭う場合は、布製品なので臭いが染み込みやすいため、洗えるものは洗濯などで洗い落しましょう。大きいものだとコインランドリーで洗濯や乾燥機もおすすめです。

 

ペットの臭いをケアする

犬猫などのペットを飼っているご家庭では、ペットの体臭や口臭ケアをしてあげましょう。室内にペット用のトイレがある場合、糞尿による臭いがお部屋に充満することがあります。こまめにトイレのお掃除もしてあげましょう。

異様な獣臭は害獣のにおい

上記ではお部屋の臭いの原因となるパータンをいくつかご紹介しましたが、独特な獣臭は害獣のしわざかもしれません。

家に侵入する害獣は主に、ネズミ。屋根裏や天井裏、壁の中を行き来したり、部屋の中に侵入して食べ物を荒らすこともあります。ネズミは移動するたびにフンを落としていくので、お部屋でフンを見つけたらネズミが忍び込んでいる可能性があります。警戒心の強いネズミは人の気配が少ない屋根裏に住み着くと、大量のフンに汚染され、死骸が残ると腐敗した異臭がします。

 

ハクビシンやアライグマ、コウモリなどは屋根裏などに侵入すると溜め糞をして異臭が広がります。

部屋からにおいを感じない場合もありますが、屋根裏点検口を開けると異臭がしたり、ダニやハエなどが発生していることがあります。

 

これらの害獣は屋根の隙間やわずかな隙間から侵入するので、臭いを消す作業だけでなく、害獣を追い出す駆除や侵入経路を見つけて塞ぐ作業、殺菌処理などが重要になります。その場合は、害獣駆除業者にご相談ください。又、天井板などが糞尿で汚染されている場合は、リホーム業者や建築屋さんに天井板の交換を依頼しましょう。

害獣かも!と思ったらクジョリアにご相談ください

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