どうしてコウモリは通気口に侵入するの?換気口のコウモリ対策|

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どうしてコウモリは通気口に侵入するの?換気口のコウモリ対策

家の外壁に備え付けられている換気口にコウモリがいてビックリされたことはありませんか?

 

コウモリそのものを見ていなくても被害の兆候がわかるポイントは「コウモリのフン」です。

 

コウモリを見ていなくても通気口や換気扇付近に黒っぽい多くの糞が落ちていることで「コウモリ被害」に合っていることに気付くことが多いです。

 

そんな不気味なコウモリが換気口に入っていると知り「どんな対策をしたら良いのかわからない」とお困りではないでしょうか。

 

コウモリが通気口に住み着いてしまうと鳴き声やフン害が発生して健康被害を招く恐れがあります。

コウモリのフンを放置するとダニなどの害虫や雑菌なども発生するため、一刻も早く対策をすることが大切です。

 

こちらのコラムでは、家屋の換気口・通気口に住み着くコウモリ対策をご紹介します。

コウモリ駆除の注意点にも注目しながらコウモリ対策に役立ててみてください。

通気口と換気口の違いについて

 

通気口とは、建物の屋根裏や床下、居間などに取り付けられた換気のための開口部。換気口や吸気口とも呼ばれます。

なぜ換気口に入るの?

まずはじめに、なぜコウモリは換気口・通気口に入り込むのでしょうか。

 

その理由のひとつがコウモリが好む環境であることです。

コウモリは静かで暗くて、温度が安定しているような場所を好み、狭いすき間から侵入します。

コウモリにとって住宅の屋根裏や換気口は快適な環境になるのです。

 

毎年、駆除業者には戸建てやアパートなどの換気口・通気口にコウモリ侵入されているとの駆除依頼も多く、決して珍しいことではありません。

通気口・換気口のコウモリの駆除方法

通気口・換気口にコウモリが侵入していたら以下の手順で対策をしましょう。

駆除の前に必ず注意点を守った上で作業してください。

駆除の注意点:コウモリを捕まえたり傷つけないで!

コウモリは鳥獣保護管理法の保護対象に指定されています。

そのため許可なく捕獲・殺傷は禁止されています。例え被害にあっている場合でも、捕まえたり殺してはいけないという国の法律です。

 

この規定に違反すると1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。

 

ご自分で駆除する際は、コウモリを傷つけることのない忌避剤で追い出すことが基本です。

業者に依頼した場合でも駆除の流れは「追い出し」「フン清掃」「開口部閉鎖(侵入口を塞ぐ)」の侵入防止対策です。

コウモリは「忌避剤」で追い出す

通気口に侵入していると分かったら、速やかに追い出す必要があります。追い出しは市販でも販売されている忌避剤です。

コウモリがいる通気口に直接スプレーを吹きかけるとコウモリが臭いを嫌がり出て行きます。(冬眠中や子育て中は避けましょう)その理由は以下「コウモリ追い出しに適した時期」でご紹介します。

 

コウモリは、基本的に人を襲うことはありませんが、素手で触ったりすると噛みつく恐れがあります。

誤って窓から家の中に侵入してしまった場合は、バタバタ飛び回るコウモリに驚いてしまいますが、パニックにならずに冷静に対処しましょう。

 

家に住み着くコウモリは「アブラコウモリ」通称イエコウモリとも呼ばれ、人を吸血したり直接襲い掛かってくることはありません。

無理やり捕まえたり、傷つけて殺してしまわないように注意しながら、窓を全開にして忌避剤を使って自力で出ていけるように追い出しましょう。

コウモリが侵入しないための対策「侵入経路を塞ぐ」

コウモリを侵入させない対策で重要なのはただ追い出すだけではありません。換気口などの侵入経路を塞ぐ必要があります。

コウモリは1~2㎝ほどの狭いすき間があれば侵入してしまうので、例え追い出せたとしても浸入経路である通気口を塞がなければ再び戻ってきてしまいます。

そのため、追い出した後はしっかり侵入防止対策をすることが重要になります。

 

侵入しやすい通気口・換気口や戸袋など風を通したい場所には、通気を損なわないためにパンチングメタルや金網をはめ込み、侵入を遮断します。

 

しかし、換気口・通気口が設置されている場所が外壁の場合、高所であれば追い出すのは至難の業。

 

外から梯子を掛けたり、様々なすき間を塞ぐために足場を立てる場合もあります。

 

室内から追い出す場合は、室内に入り込んでしまう場合があるので、屋内侵入を防ぐために作業する前にレジャーシートや養生をして室内侵入を防ぎましょう。

 

これらの対策が自分では難しい場合には、業者にご相談してみましょう。

コウモリを追い出した後は「フン清掃」をする

コウモリのフンが通気口・換気口周辺に侵入している場合、内部や周辺にフンが蓄積しています。

コウモリのフンには病原体や寄生虫が含まれている可能性があり、放置すると悪臭も発生し、健康を害する恐れがあります。

そのため、コウモリを追い出した後は、フン掃除をして殺菌・防ダニ処理などを行いましょう。

コウモリが侵入しやすい場所

コウモリは通気口・換気口以外にも、瓦・軒下の隙間・シャッター庫・屋根裏・室内に侵入することがあります。

 

忌避剤を使用して「追い出し」コウモリがやってくる隙間や侵入する隙間は、パンチングメタルや金網などを使用して塞ぎ、屋根裏に棲み着いていた場合は、燻煙剤での追い出しに加え、侵入口を塞ぎ、フン清掃・防菌・防ダニ処理をします。

コウモリ駆除:追い出しに適した時期

駆除に適した時期「春」「秋」

コウモリの駆除は春4~6月頃と9~10月頃の秋頃が駆除に適した時期です。

 

春は、冬眠から目覚めてまだ子供がいない時期なので、繁殖する前が駆除に最適。被害を増やさないために春頃に対策をした方が良いでしょう。

秋頃はコウモリは活発に活動している時期ですが、子どもが巣立つ頃なので自力で飛べる時期でもあり、コウモリを残さず駆除しやすい時期と言えます。

駆除を避けた方が良い時期「夏」「冬」

コウモリを駆除(追い出し)する時に気を付けなければならないのが夏と秋の「子育て時期」の7~8月頃と「冬眠時期」の11~3月です。

 

夏の子育て時期は、まだ自力で飛べないコウモリの子どもがいる可能性があります。

冬眠時期は、コウモリの動きも鈍くなっているので、追い出しが成功しにくい場合があります。特に見えにくい屋根裏での駆除の時には追い出せずに塞いでしまうと残っていたコウモリを閉じ込められてしまう場合があります。死骸を残してしまう可能性もあるので控えた方が良いでしょう。

「コウモリ被害」とは

コウモリが住み着いてしまってもそのまま放置している方も少なくないようですが、気になるのはやっぱり糞害。掃除をしても繰り返しネズミのフンのような黒く細長いフンが散らばっていませんか。

 

通気口・換気口に住み着くと「フン害」や「騒音」で不眠症になられる方も少なくありません。

 

「そこまでひどくはない」被害でも放置すれば深刻な被害を招く恐れがあります。以下にて被害内容を解説します。

糞尿被害

コウモリの排泄物である糞尿は悪臭や健康面でのリスク、建物の損傷などをもたらす場合があります。

そして、コウモリのフンには細菌や病原体が含まれている恐れがあり、感染症にかかる危険があるのです。

 

更には、糞尿に含まれる酸性成分が建物を腐食させて建物の劣化を早める恐れもあるため、建物の修理や修繕費用がかさむ恐れもあるので、早めに対策した方が良いでしょう。

 

フンがたくさん落ちていたり、フンのニオイ、悪臭がすることで駆除のご依頼をいただくことが多いので「コウモリかもしれない」と思ったら迷わず依頼をしてみましょう。

 

騒音被害

騒音と言っても、大型の害獣やネズミのようにドカドカ・ガタガタ・バタバタと大きな音は立てませんが、コウモリが家に住み着くと鳴き声や物音が気になるようになります。

 

コウモリは夜行性なので、日中は暗くて狭い場所で過ごし、夜間になるとエサを求めて活発に動き回るので、外へ出入り出る時の羽ばたく音やキーキー・キュキュキュ・チッチッチと鳴く声など、夜間、静かなお部屋から耳障りで煩わしい音がしてきます。

 

コウモリの騒音被害で、不眠の質を下げ、夜も眠れない日々が続き、ストレスになることもあります。

まとめ:コウモリ対策

普段はあまり目にしないコウモリですが、夕暮れ~夜にはバタバタと夜空を飛んで電線にぶら下がったり、壁にへばり付いていることもあります。

深夜、街灯や部屋の明かりの付いている家などにエサとなる昆虫が集まっているので、それらを求めてコウモリがやってきます。

 

そして、家屋に住み着くコウモリにとって、換気口や建物の暗くて狭いすき間は居心地良い環境になってしまうのです。

 

コウモリのフンや騒音でお困りの際は、忌避剤で追い出す・フン清掃と浸入経路を塞ぐことが重要です。

 

自分でもできる場合もありますが、繰り返し被害が続いていたり、高所作業が難しい場合は、業者に依頼をされると安心ですね。

 

コウモリ駆除の費用相場は、建物の構造や被害状況・被害箇所・施工方法は業者によって異なる場合もあります。

 

明確な金額を知りたいのであれば、コウモリ駆除対応の害獣駆除業者へ現地調査・お見積りをお願いしましょう。

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