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カメムシ対策|においを出さずに駆除する方法
カメムシと言ったら
強烈なニオイを放つ不快な虫として知られています。
洗濯物や布団に付いたり
網戸に大量にくっついていたり
なぜか秋に見かけることの多いカメムシは
どうしてあんなにも独特の悪臭ニオイを出すのでしょう。
カメムシのニオイを嗅いだことのある人は
トラウマになることも…?!
何と言っても驚きなのが
カメムシは自分のニオイでショック死してしまうんです!
そんなカメムシの
意外な生態と上手に駆除する方法をご紹介していきます。
目次
カメムシが臭い理由とは
カメムシはいつでも臭いニオイを出している訳ではありません。
ジッと止まっている時にはニオイはしません。
動きもそんなに活発ではなくその場所にしばらくいる…そんな印象があります。
カメムシは、常にあのニオイを放つ訳ではなく
身の危険を感じると臭いニオイとなる液体状の分泌物を放出します。
捕まえたり刺激するとそんな分泌物が私たちを不快にさせるのです。
しかし時には臭いニオイ放たないカメムシもいます。
日本には約1300種類もの種類が生息。
よく目にするのは、黄緑色のカメムシや茶色いカメムシ。
家に出現するカメムシには
クサギカメムシ、マルカメムシ、アオクサカメムシ。
その他ホオズキカメムシ、チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、ミナミアオカメムシ、スコットカメムシなどがいます。
多くは作物や果物を食害する害虫でもあり、スギ、ヒノキ、ブナなども餌にしています。
なぜ大量に発生するの?
カメムシが大量発生する原因はスギやヒノキの実が好物なカメムシは、花粉が多い年に大量発生する傾向があるようです。
スギやヒノキの花粉が飛んだ後にできる実を食べてたくさんの卵を産み付けると言います。
カメムシの大量発生は花粉の量に左右するなんて驚きです。
カメムシの特徴
・産卵時期は4~7月頃
・真冬以外は一年中現れる
・最も多く発生するのは秋
・集団行動を好む
・9月頃の晴れた日に現れる
・白っぽい色・光を好む
洗濯物に付くカメムシ
日本全般に生息するカメムシは暖かな日当たりの良い場所を好んで白っぽいものや明るい光を好む習性があります。
多く発生しやすい秋頃には、洗濯物やシーツなど白色の衣類、Tシャツやワイシャツ、靴下などにくっついていることが多いです。
洗いたての洗濯物に強烈な臭いを放つカメムシや、虫が付くのはとても不快で、尚且つカメムシのくさ~いニオイが付くと二度洗いしたくなるほど、迷惑な害虫でもありますね。
洗濯物に付着したまま取り込んで室内に侵入して、悪臭や知らぬ間に卵を産み付けることもあるので、この時期の洗濯物をしまう際にはチェックしましょう。
カメムシが餌にするもの
カメムシは広食性で野菜や果物などの作物を吸汁する害虫。
スギやヒノキの実を好物としますが
ミントやハーブ系には付きませんが広食性です。
野菜類では、ナス、ピーマン、トウモロコシ等。
えだまめ、大豆などの豆類、ナシ、ブドウ、モモ、カキ、リンゴ、レモン、ミカンなどの柑橘類や果樹類。
カメムシを寄せ付けない対策
お庭の雑草除草作業をする
春に雑草が生い茂っているとカメムシは葉の裏に大量の卵を産み付けたり、栽培や育てた植物にも被害が発生します。
農薬を使用して駆除するなどの対策や、カメムシ類の飛来や繁殖防止するために、周辺のイネ科の雑草を取り除きましょう。
日頃から除草しておくと様々な害虫の発生も防ぐことができます。
建物の隙間や網戸の補修と忌避剤
カメムシは明るい場所を好み、窓ガラスや網戸などにもへばり付いています。
わずか2~3㎜程度の隙間からも侵入するため、窓のサッシに隙間テープを貼ったり、破れた網戸であれば補修しておきましょう。
寄せつけないためのピレスロイド系の忌避剤を網戸や窓ガラスにスプレーをしておく方法もおすすめです。
洗濯物や布団に付いたカメムシに駆除剤
カメムシが付いた状態で発見したら、ガムテープなどの粘着テープで捕獲して、ニオイを出される前に仕留めます。
しかし複数いる場合には一度に捕まえるのは困難な場合もあるでしょう。
そんな時には、衣類や布団にも安心して使える冷却スプレーを試してみよう!
寒さにも弱いカメムシの弱点を利用して
冷却成分を吹きかけることで
ニオイを出すスキを与えない!
殺虫成分の含まれていない冷却スプレーは、屋内でも安心して利用できる優れものです!
時にはカメムシがついてシミになることもあります。一度付いた衣類が気になる方は、界面活性剤を使った一般的な洗剤で再度洗い直せば、ニオイも問題なく落ちるでしょう。
また洗濯物を干したらカメムシが付くのではないかと心配な方は、発生時にはなるべく屋内で干すようにする他、上記にお話したように寄せ付けない対策としてお庭のお手入れや忌避効果を試してみましょう。
被害が毎年のように続く時には、プロによる専門の業者にお願いすると様々な害虫被害の予防にも繋がるでしょう。
カメムシに触ってしまったら
カメムシが衣類などの洗濯物にくっついていたことに気付かずに触ってしまったり、直接皮膚についてしまった場合、軽い皮膚炎を生じる場合があります。
触れた手で目や鼻、口を擦ったりしないようすぐに石けんで洗い流しましょう。
カメムシの分泌物は油に溶けやすいのでその時に放たれたニオイを取り除くためにも、サラダ油などをなじませてから石けんで洗うとニオイが消えやすくなるそうです。
秋にも活動する害虫
秋頃に多く発生するカメムシへの対策をご紹介しましたが、同様の秋頃の時期には他にも様々な害虫がやってきます。
夏が終わり、秋にも活動する昆虫たちを知っていますか?
くさいニオイを放つカメムシよりも
最も危険な危害を加える害虫!
・蚊(カ)
・蜂(スズメバチ)
・毛虫(チャドクガ)
・ムカデ(百足)
・セアカゴケグモ
・ダニ(イエダニ・ツメダニ)
・マダニなど
危険な毒を持つ昆虫や、刺したり噛んだり吸血する危険な害虫被害で皮膚炎やアレルギー症状、アナフィラキシーショックを引き起こす危険な虫たちもいます。
これらの害虫も家の中に侵入される危険があるため、それぞれにきちんと対策しておくと安心ですね。
まとめ
嫌なニオイを放つカメムシは、嫌われものランキングに入るほどの不快な害虫。
日中の天気の良い日には、洗濯物につくカメムシ被害を避けるために寄せ付けない対策と共に、いざという時のために冷却スプレーを用意しておくと安心ですね。
洗濯物を取り込む際には室内に持ち込まないようしっかりチェックしましょう。
そして、ニオイを出す以上に厄介な害虫・刺されると危険な害虫への対策も行っておきましょう。
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