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クロゴキブリとチャバネゴキブリの違いと駆除対策

ゴキブリと言えば、人々が嫌う衛生害虫としても代表的な存在。クロゴキブリやチャバネゴキブリは、どちらも人家や飲食店の厨房、建物の中でも繁殖し、多くは管理の行き届いていない場所に発生し、菌をまき散らす害虫です。

 

「クロゴキブリ」は、やや大きく黒光りした姿にインパクトがあり、お部屋で発見したら、恐怖や不快に感じる方が多く、「チャバネゴキブリ」は、クロゴキブリよりも小さく、キッチンや水まわりから数十匹もの小型のゴキブリが頻繁に現れることで、不快感を抱く方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、クロゴキブリやチャバネゴキブリの2種類のゴキブリの違いや駆除や侵入を予防する方法について解説します。

これらのゴキブリが遭遇した時にも是非、役立ててください。

クロゴキブリとチャバネゴキブリの違い

クロゴキブリとチャバネゴキブリのどちらも繁殖力の高いのが特徴ですが、他にどんな違いがあるのかまとめてご紹介します。

繁殖力の高いクロゴキブリとチャバネゴキブリの違いについて

クロゴキブリ

クロゴキブリは、身近なゴキブリの中でも代表的で、光沢のある黒褐色・茶褐色のゴキブリ。

体長3~4センチメートル程度のやや大型なタイプで飛ぶことができ、屋内外で生息可能なため、移動範囲は広いです。

 

寒さに強く、ジメジメとした湿気が多い場所を好みます。玄関や窓などの隙間から室内に侵入すると、キッチンなどの水回りやお風呂場、ダンボールの隙間など暗くて狭い、湿気の多い場所で繁殖していきます。

 

寿命は約6カ月前後で、一度の交尾で産卵回数は15~20回程度。産卵間隔は5~6日、約一週間にひとつの卵鞘(卵が入った殻)を産み付けます。1つの卵鞘の中に22~28個の卵が入っており、気温やエサの有無などによって産卵や生存率は異なりますが、約40日後に孵化します。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリは、アパートや飲食店の厨房など、身近な場所でも発生しやすい、淡い黄褐色で体長1.0~1.5センチメートル程度の小型のゴキブリ。飛ぶことができないので移動範囲は狭く、キッチン厨房のシンクや排水口、冷蔵庫や家電製品の裏など、寒さに弱いので暗くて狭い、暖かい場所を好みます。

 

寿命は約5ヵ月前後で、一度の交尾で、4~7回程度産卵します。

卵が入った一つの卵鞘(カプセルのような殻)の中には、20~40個ほどの卵が入っており、メスゴキブリはお尻から出た卵鞘を約20日間ほど保持し、産卵した直後に孵化します。

 

産卵間隔は約30日。一週間ほどで再び新しい卵鞘を産み抱える、そのサイクルを4~8回程度繰り返し、1匹のメスからは150~300個程度の幼虫を産むため、次々と繁殖していきます。

ゴキブリが好む環境とは

・衛生環境が悪い

・食べ残しや生ゴミを放置している

・排水溝やシンクの排水管に生ゴミや油汚れが蓄積している

・掃除をせず、ホコリや髪の毛、ゴミが溜まっている

・ゴミを頻繁に捨てていない

ゴキブリが発生しにくい環境

ゴキブリは、エサが豊富で、暗くて湿気が多い空間を好む傾向があることがわかったら、ゴキブリが発生しにくい環境にするために様々な対策をすることが大切です。自分でもできる対策から始めてみましょう。

エサとなる食べ物・生ゴミを放置しない

まず、ゴキブリは、雑食性なので何でも食べます。

生ゴミ、水や油、人のフケや垢などの皮脂や髪の毛、食べかす、ホコリなども栄養源になり、水一滴でさえ、数日間生き延びることができる強い生命力を持っています。飲食店や住宅、人間が生活する空間はゴキブリにとって豊富なエサがある絶好の空間。

 

ゴキブリが苦手なのは、キレイに片付けられた広々とした空間。明るい場所を嫌う夜行性でもあるので、暗く狭い場所を好むので、ゴキブリを発生させないために、生ゴミや食べ物は別のポリ袋で密封してからきちんと処分をしましょう。

部屋の外に長期間置いておくとゴキブリが湧いたり、ネズミなどの害獣を寄せ付けてしまう原因になるので、玄関やベランダにゴミを置いたままにせず、毎週、ゴミ回収時に出すようにしましょう。

 

隙間を塞ぐ

玄関や窓から侵入したり、洗濯機やシンク下の排水口から発生するゴキブリ。網戸の隙間やエアコンのホースなどからも侵入してくるので、隙間テープやパテなどで塞いで、付近も片付けや掃除をしておきましょう。

 

排水口から発生している場合、排水管と床の隙間をしっかり塞いでおきましょう。

掃除をする

ゴキブリは暗くて狭い場所を好むので、ゴキブリを発生させないために、厨房やキッチン水回りのお掃除や毎日、掃除機をかけることを心掛けましょう。※ゴキブリは掃除機で吸わないように…掃除機でゴキブリを吸うのはダメ!業者が教えます!

 

常に清潔な環境を心掛け、ゴキブリのエサになるようなゴミや食べ物を放置しないこと。ダニや食べかす、ホコリ、フケや髪の毛などを減らすことでゴキブリを寄せ付けない対策に繋がります。不衛生な環境を無くすことが重要です。

 

暗くて狭い空間や荷物が多い空間を避ける

暗くて狭い場所を好むゴキブリ。荷物が多いとゴキブリが隠れられる空間がたくさんできてしまうので、整理整頓や不要になった荷物を処分しましょう。ダンボールや新聞紙などの隙間にも卵を産み付けるので早めに処分しましょう。

 

湿気が多い空間を無くす

ゴキブリは湿度が高い環境を好み、特に湿度75~100%、気温は25~30℃活動しやすく、梅雨時期や夏場だけに限らず、冬場でも加湿器などで室内の湿度が高くなると活動が活発的になります。

 

家の中では、台所や浴室、トイレや洗面所などの湿気が多い水回りはゴキブリにとって快適な環境になります。

こまめに換気をするなどして、湿気を溜めないことや掃除を心掛けることが大切です。

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ゴキブリを退治する

ゴキブリが発生している場合、殺虫剤などを使用して退治するのは勿論ですが、部屋を片付け、ゴキブリを寄せ付けない環境にすることが大切です。

ゴキブリ退治には、殺虫スプレーやゴキブリホイホイなどが市販で購入できます。

ゴキブリに直接吹き掛ける殺虫スプレーや予防のスプレー、毒餌のベイト剤を設置して巣ごと退治できる商品も人気です。

 

ただし、殺虫剤だけで完全に退治ができているかは、お部屋の環境や被害状況によって異なります。

一時的に被害が収まったとしても、再発する可能性があります。

殺虫剤だけに頼らず、発生原因を改善させて、しっかり予防を含めた対策をすることで、再発を防ぐことができるでしょう。

 

建物の構造や被害状況によって改善が見込まれない場合は、専門の害虫駆除業者に駆除のご相談やご依頼を検討してみましょう。

まとめ

クロゴキブリとチャバネゴキブリの違い、ゴキブリの好む場所やゴキブリ予防についてご紹介しました。

ゴキブリは梅雨時期や夏場に発生するイメージですが、お部屋の中がゴキブリが好む環境であれば生存できます。

一匹のゴキブリから数十匹…放置してしまうとやがて数百匹にまで及ぶことも珍しくありません。

 

暖かい時期や湿気が多い環境は、生ゴミやお部屋の管理に十分に注意が必要です。

ゴキブリを見つけたら、殺虫剤などで退治するだけでなく、寄せ付けないための予防策を取り入れてみてはいかがでしょう。

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