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【スズメ対策】屋根やベランダの害鳥駆除
チュンチュンと鳴く、見た目はとても可愛らしいスズメですが、生活環境下では、朝早くから鳴き声がうるさくて目が覚めたり、多くのスズメたちの鳴き声にお困りの方も少なくありません。
自然動物の保護のためにも、できればそっとしておきたいものですが、騒音被害や家の屋根瓦の下や雨樋、屋根の隙間などに巣を作られることで、フンやダニが発生したり、ストレスや寝不足や睡眠の妨げになったり、健康被害などが発生し、生活に支障をきたすことがあります。
一体なぜスズメはうるさく鳴くのか、スズメの生態や寄せ付けない対策をご紹介します。
目次
スズメが鳴く理由
スズメは朝方に鳴いていることが多い傾向がありますが、朝だけに限らず、昼間や夕方にも鳴いています。スズメは人間と同じように昼間に活動するので、朝に鳴き声が響くのは車や電車、生活音が少ない時間帯はスズメの声が響き、うるさいと感じるようです。
鳴き声には様々な種類があり、チュンチュン鳴く理由は、仲間とのコミュニケーションをとる目的で、仲間にエサのある場所を教えたり、オスがメスに求愛している鳴き声。警戒・威嚇や興奮したり、ケンカの際は、ジュージューと濁った鳴き声をします。
集団行動する習性があるので、複数のスズメが同時に鳴くことでうるさく聞こえます。
スズメは群れで行動する
スズメは臆病な性格で、人間に直接的な危害を加えることもしません。人間が生活するすぐ近くに生息しながらも、自ら人間に近づくことはしません。
公園や庭でエサを食べている時に敵に襲われないように仲間同士で身の安全を守って交互に見張りをしながら餌を食べます。
スズメの繁殖・巣作り時期
3月~8月頃までが繁殖期でその頃に巣作りをします。繁殖は年に1~3回。
新たな場所に巣を作ったり、毎年同じ場所で巣作りをすることも珍しくありません。
一夫一妻のつがいで繁殖し、仲間と共に集団行動をする。基本的に一年を通してひとつの場所で生活する留鳥と分類されています。繫殖期を終えると群れで行動するようになります。
スズメは巣への執着心が強い
スズメは一度作った巣を「安心できる場所」として判断をするので、翌年にも同じ場所に営巣をする傾向があります。
執着心が強いので、子育てを終えて巣立ってもスズメが戻ってきたり、巣を撤去しても再び巣を作られてしまう傾向があります。
スズメは家のどこに巣を作る?
スズメは木造家屋にも巣を作ることがあり、コンクリートやレンガの家にはあまり作ることがないようです。
主に屋根の隙間、玄関、軒下、瓦の下、雨樋、換気扇などに巣作りをして卵を産み、ヒナが巣立つまで子育てをします。
ツバメの巣を利用することもあります。
スズメの巣づくり時期のタイミング
スズメは段階を経て巣作りをします。まずは、休憩のためにたまたま飛来し、次にエサの探索や寝床を待つ待機場所に。やがて寝床としてその場所に執着し、ねぐらとなり、安全な場所と認識すると巣作りや子育てをはじめます。
巣作りから巣立ちの期間
巣作りから巣立ちまでの期間は、6週から8週間程度。最初の1週間で巣作りに励み、続く一週間で産卵。その後、2週間程度は親鳥が卵を温め、雛が生まれから2週間ほどで巣立ちを迎えます。
巣立ってすぐには若鳥だけでは生活ができないので、巣を出てからもしばらくは親鳥が見守る中で、飛ぶ練習や歩く練習をしています。
スズメの巣からダニ被害が広がる
スズメの体や巣に生息するダニなどの寄生虫が家の壁や柱、畳に移動して人間を刺し、かゆみなど、トリサシダニによるダニ被害が広がる場合があります。
窓を閉め切っていてもダニは壁を伝い、わずかな隙間から侵入します。家の外に鳥が巣作りされていたら、室内にダニが発生していないかチェックしましょう。
スズメを飼ったり餌やりするのはダメ?
スズメは鳥獣保護管理法により捕獲や殺傷は禁止されています。国に守られているため、許可なく勝手に捕まえたり、傷つけてはいけません。
スズメ駆除では「追い出し」「寄せ付けないための対策」を中心に行います。
巣に卵や雛がいる場合、卵やヒナが巣立つまでそっと見守り、巣立ったあと空っぽになった巣の撤去を行いましょう。
スズメや野鳥に餌やりをするのはやめよう
野生のスズメに好意で餌やりする人もいますが、餌付けすると周辺に多くのスズメたちが頻繁にやってくるようになります。
はじめは可愛いからといって安易な気持ちで餌やりをする方も少なくありません。
餌やりを続けていると、やがて多くのスズメなどの野鳥が頻繁に飛来してくるようになり、雑菌だらけのフンが目立ち、鳴き声によって近隣トラブルにつながる恐れがあります。
人間が餌をあげることで簡単にエサが手に入ることを学習させてしまうと、野生鳥獣が自然界で生き抜くために必要な食べ物を見つける力となる生存本能など生態系のバランスを崩す原因にもつながるので、野鳥に餌をあげるのはやめましょう。
※野鳥への餌やり行為自体を直接禁止する法律はありません。
スズメに巣を作られるとどうなる?
スズメはカラスなどの天敵から逃れ、昆虫などのエサが見つけやすい人間の近くで活動していることが多く、家の屋根やベランダの隙間など、安全な場所に巣を作ります。年に2回の繁殖期は森林よりも民家などの住宅を繁殖場所にする傾向があります。
フン害
巣を作られると家の外壁やベランダ、洗濯物に糞が付着したり、愛車や車庫にもフンで汚され、そのまま放置していると車の塗装が剥がれ錆びの原因になったり、長時間付着して日に焼けるとボディがシミになったり、変色してしまいます。
ダニの発生
軒下やベランダ、壁の隙間などの巣があると、スズメに寄生するダニが発生し、巣から壁を伝い、部屋に被害が広がるケースもあります。
アレルギー
多くの雑菌を含むフンは感染症やアレルギーの原因にもなり、健康面に影響を及ぼす恐れがあります。
騒音
集団で行動をするスズメは数が増えれば鳴き声も響き、ヒナが孵るとより一層騒音が目立ち、音に敏感な方はストレスを感じます。
スズメを寄せ付けない方法
スズメに巣を作られないための対策として挙げられるのが、光物、ヘビやカラスのおもちゃなどの撃退グッズの活用です。
スズメはキラキラ光るものを嫌うので、使わなくなったCDや太陽の光で反射させるキラキラテープなどの防鳥テープなどの鳥よけグッズも効果的です。
市販でも購入でき、自分で設置するのも簡単。これらのおもちゃを壁やベランダに吊るしておくとスズメが寄り付きにくくなります。
しかし、被害の状況や建物の構造などによって対策グッズだけでは防ぎきれない場合もあります。
その他、効果が期待できるグッズは防鳥ネットを設置し、ベランダへの侵入を防いだり、スズメが嫌がるニオイの忌避剤を設置し、金網などで隙間を塞ぐといった本格的な対策も効果的です。これらの設置は害鳥駆除の専門業者も行う駆除防止対策の一部です。
被害箇所によって高所作業となり、慣れていない方が設置するのは難しいので、しっかり対策したい方、効果を発揮させたい方は、プロに依頼してみましょう。
まとめ
見た目は可愛らしいスズメですが、住み着いてしまうとフン害や騒音被害。巣作りされると更にダニの発生といった二次被害が発生していしまう恐れがあります。
庭先にやってきたスズメについ餌やりをしてしまうと、近隣とのトラブルにもつながります。
捕まえてはいけない鳥獣法に沿って、巣作りをされたら卵や雛が巣立つまで待ってから巣の撤去をしましょう。
スズメを寄せ付けない対策として、光るおもちゃを設置してスズメを寄せ付けない対策をまずは試してみましょう。
本格的な対策が必要な場合、防鳥ネットや隙間を塞ぐといった対策も効果的ですが設置するのは難しいので、駆除対策に困ったら業者に依頼してみてはいかがでしょう。
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