シロアリは放置しても自然といなくなる?|

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シロアリは放置しても自然といなくなる?

柱がボロボロ…床がきしむ…湿気が多い…築年数が経った古い家…もしかしたらシロアリによる被害にあっているかもしれない!と思ったら気になるのが床下の様子。しかし、普段自分で床下に潜って確認するのが難しい上、駆除するにも費用の負担が大きいからとそのまま放置していませんか?

そこで、素朴な疑問「シロアリは放置していればいなくなるのか?」をテーマにこちらのコラムで解説していきます。

「自然とシロアリがいなくなったみたい!」その安心は危険です!

家のまわりでシロアリ(羽アリ)を見つけて、どうしたらいいのかと悩みながらも放置していたら「しばらくするといなくなった!」そのような経験はありませんか。

 

極論から言うと、その考えは危険かもしれません。なぜかと言うと「いなくなった」のではなく家のどこかに侵入している場合があるからです。

シロアリ駆除:依頼者の事例

数年前に自宅の床下換気口付近で羽アリを見かけたA様(以前、駆除ご依頼頂いたお客様のお話)は、駆除や予防は費用も掛かるし、ちょっと放っておいたらシロアリを見なくなったので「もう大丈夫!」と安心仕切っていたそうです。

 

翌年、羽アリが飛んでいたり蟻道を発見。業者に調査を依頼すると自宅がシロアリ被害によって木材がボロボロになっていると知り、「やっぱりあの時、早く対策しておけばよかった…」と後悔に襲われたそうです。

 

シロアリは、床下から木材を食べ進めていくと柱や壁など家の広範囲にまで発生する場合もあります。

A様は自宅が被害に遭い、業者に依頼して駆除や予防の大切さを知ったそうです。

 

シロアリは一年中活動しています!

 

シロアリを見かけなくなった理由は、活動が鈍くなっている時期なだけで、見えない場所で多くのシロアリが生息している可能性があります。冬に活動が鈍くなっても確実にいなくなるとは限りませんし、冬を乗り越えたシロアリが春には更に被害が広がる可能性もあるんです!

 

家屋に生息している可能性があるので、一度でもシロアリを見つけたら、家を守るために専門業者に点検依頼をして必要に応じて駆除・予防をすることが大切です。

 

「シロアリとは無縁」「うちは大丈夫ははず!」と思いの方も、見えない場所がシロアリに食害されていたら耐久性が低下する可能性があるのでしっかりを点検や予防をしましょう。ほとんどの業者は、薬剤効果の関係で、基本的に5年に一度のペースで予防することをおすすめします。

 

こちらのコラムでは、シロアリを見かけなくなっても安心してはいけない理由がわかる知っておくべき「シロアリの特徴と対策」について解説します。

シロアリ(羽アリ)がいなくなっても安心できない理由

シロアリは、木材をエサにするため、土の中から木材が使われている建物に侵入してきす。

羽アリの群飛時期は他の場所からわが家へ移動してきたり、元々いたシロアリから羽アリが飛立ち群飛することもあります。

種類によっては侵入した建物内を移動しながら木材を食害していくシロアリは、基本的に一度巣を作った場所から自然にいなくなることはないと言えます。

 

女王と王アリは繁殖に専念し、毎日休むことなく産卵します。ヤマトシロアリは1日に25個以上。イエシロアリは一日300個ほどの卵を毎日産み続け、副女王を産み、働きアリなどが繁殖していきます。

 

見かけたのが羽アリだった場合、羽を落としてパートナーと巣を形成していきます。

死骸があった場合でも、それは一部に過ぎず、多くの羽アリがみえない土の中や床下、柱内部に生息している可能性があるので、目の行き届く場所からいなくなっても安心はできません。

シロアリ対策の必要性

上記でご紹介したように、シロアリは普段見えない場所に潜んでいることが多いので、被害になかなか気付かないことが多いのが特徴です。

家の敷地内や周辺でシロアリ(羽アリ)やボロボロの柱などを見つけたら、見えない場所でも被害が進んでいる可能性があります。

 

殺虫スプレーなどでの部分的な駆除では解決できない可能性が非常に高いので、専門業者に依頼し、徹底的な駆除又は予防をすることでシロアリから建物を守り、寿命や耐久性を維持することにも繋がります。

 

そして、まだシロアリの被害が出ていない建物で「予防しなくていい」という考えは要注意です。

シロアリ被害は気付きにくいため発見の遅れが生じやすいので、被害が出ていないうちにシロアリ対策をしておく必要性があります。

 

被害が悪化していけば、薬剤処理による駆除だけで済まなくなり、補強やリホーム、最悪の場合、建て直しをする必要が出てしまいます。

被害が出てから対策するよりも定期的な予防を続けることで、費用も抑えることができます。

シロアリの生態と活動時期

シロアリは冬眠することなく一年中活動しています。

暖かい時期に比べて寒さに弱いシロアリは、気温が下がる冬は活動が鈍くなる傾向がありますが、見えない木材の中に巣をつくり活動し続けています。

羽アリは特定の時期になると一斉に群飛します。

種類ヤマトシロアリイエシロアリ
羽アリの発生時期4月~5月頃の昼間に群飛する。6月~7月頃の夕方から夜にかけて群飛する。
活動が活発になる温度12~30℃程度30~35℃程度
発生数が多い地域日本全国(北海道を除く)

本州南岸以南の海岸部

千葉から西の海岸線沿い・西日本・小笠原諸島

食害の特徴

湿った木材や段ボール類を好む。湿った場所を求めて巣を作る

 

加害スピードは比較的遅い

 

直射日光を避けて蟻道を作って移動する

 

乾燥している家でも自分で水を運ぶため乾燥した木材を湿らせて食べる

 

ひとつの巣に個体数が多く、どこにでも巣を作る

 

本巣と分巣を合わせ行動範囲が広い

 

加害スピードは速く、被害は建物全体にも及ぶ

産卵数

女王は1日に25個以上を毎日産卵する

1日に300個ほどの卵を毎日産卵。副女王が新たなコロニー(巣)を作る

コロニー(巣)の個体数1~3万匹

100万匹

巣の大きさ最大で1m以上。餌場(木材)が巣になる

分布を含めると最大半径100m以上

シロアリは段級によって役割がある

大量のシロアリは一見どれも同じように見えてますが、社会性昆虫なので、それぞれに役割を持って活動をしています。

まずは女王や王アリのペアを中心に巣を作り、生殖活動に専念します。巣から姿を現すことはほとんどありません。

複数の女王アリが産卵を10年以上、休みなく続けて個体数を増やしていきます。

女王アリと王アリは、10年~15年以上の寿命と言われ、数百から一万個以上の卵を休みなく産み続けます。(職アリ・兵蟻の寿命は約2年程度)

 

何らかの理由で産卵ができなくなると副生殖虫の二次女王や二次王が新たな女王アリと王アリになって引き継ぐように産卵をします。

シロアリの段級と役割

女王と王を中心に、多数のシロアリには役割を持ち、卵が約一ヶ月で孵化し、幼虫になります。そこから「職アリ」・「兵アリ」・の段級になりコロニーが大きくなると「ニンフ」という段級のシロアリが誕生し、そこから「副生殖虫」・「羽アリ」(副女王アリ・副王アリ)の段級に分かれ群飛。副女王アリと副王アリが新たな場所でコロニーを形成していきます。

ヤマトシロアリは北海道北部を除く日本全国に生息

活動が広範囲に及ぶヤマトシロアリは比較的寒さにも強いため、幅広いエリアに生息しています。

 

イエシロアリやアメリカカンザイシロアリが生息していないエリアに生息しやすく、関東地方では、このヤマトシロアリにより被害が件数が多い傾向があります。

シロアリの羽アリ活動時期

羽アリは4月下旬~5月頃の昼間に飛び立ち、イエシロアリは6月~7月頃の夕方~夜にかけて飛び立ちます。

 

飛んでいた羽アリがシロアリかクロアリなのかの見分け方はシロアリとクロアリの違いと見分ける方法 こちらを参考にしてみてください。

シロアリは放置して「いなくなる」とは限らない

シロアリの段級や役割からわかるように、木材となるエサがある以上、放置しても自然といなくなるのは考えにくいように思います。

繰り返し産み続ける女王アリと兵蟻等の他に副生殖虫の存在がある以上、しっかり駆除をしなければ被害に遭い続けていく可能性があります。

 

又、見かけたシロアリを一時的に駆除しても、見えない場所に生息している可能性が高いので、シロアリから家を守るためにきちんと定期的な点検や駆除予防が必要と言えます。

 

シロアリは一年中活動しているので、早期対策が重要です。

業者へ依頼される方々の中では「まだ被害が出ていないけれど予防しておきたい」「5年以上何も対策していないからそろそろ心配」という方もいるなか「被害が出ているようには見えないから、うちはやらなくても大丈夫だろう」という方も少なくありません。

 

確かにまだ被害に遭っていないお宅も存在しますが、いつ自宅が被害に遭うのかはわかりません。近隣でシロアリ被害が出ているお宅があれば、自分の家も被害に遭う可能性は否定できません。そのため、予防(防除)をすることで大切な住まいをシロアリから防ぐことができます。

 

「もしかしたらシロアリかも?」と思ったら、まずはご自分でもできるシロアリチェックをして、きちんと調査をしたい方は専門業者に相談してみましょう。

シロアリが出たときの対処方法とチェックポイント 

 

駆除のご依頼者様の中には、被害に気付いてから駆除の大切さに気付く方も多いので、実体験をされた方の声を参考にしながら駆除・予防のタイミングを検討してみてはいかがでしょう。

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