シロアリが出たときの対処方法とチェックポイント|

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シロアリが出たときの対処方法とチェックポイント

皆さんはシロアリ駆除や予防対策についてどのような印象がありますか?

 

「我が家はシロアリとは無縁!」

「コンクリート基礎だから大丈夫」

「やらなくていいもの」

「どこの業者に相談すべきか分からない」

「高い印象。騙されそう」

「何年も何もしていない」といった声が多いようです。

 

被害に遭ってからでは遅い・・・とも言われるシロアリ被害。虫歯の予防や治療と同じようにシロアリ予防や駆除で大切な住まいを守ることが大切。実際にシロアリが家に出た経験のある方からは、定期的に対策をすることの大切さや業者に依頼して良かったといった声も聞かれます。

 

こちらのコラムでは、実際のシロアリ被害の様子を参考にしながら駆除対策方法をまとめてご紹介します。

シロアリを見つけた時やシロアリがいないか確認したい時にも役立つ「シロアリチェックポイント」を参考にしましょう。

目次

シロアリを見つけた時の対処方法と被害状況チェック

家でシロアリを見つけたらまず何をどうすればいいのか・・・。

 

まずは、家の柱や畳からシロアリが出たら応急処置として掃除機やガムテープなどで駆除しましょう。

その後は早めに家の被害状況をチェックして対策する必要があります。

但し、自分でチェックしやすい部分もあれば、壁の中・柱の中・狭くて暗い床下はチェックするのが難しい場所になっています。

 

シロアリは見えない場所に潜んでいるため、家の中でシロアリを見つけたら、床下からの侵入で被害が広がっている可能性が非常に高いでしょう。

きちんと被害状況を確認したい方は、シロアリの生態や駆除の経験が豊富な専門業者にシロアリ点検・調査を依頼して適切な駆除を任せるのが安心です。

シロアリ点検 チェックポイント

シロアリ被害の判断は建物と周辺の環境がチェックするポイントになります。

次のチェックリストから該当する項目があるか確認や点検をしてみましょう。

玄関・浴室・トイレなどの水まわり付近・床下・基礎部分に羽アリや蟻道(土でできたトンネル状の道)を見た

玄関・浴室・トイレなどの水まわり付近・床下・基礎部分に羽アリや蟻道と呼ばれる土でできたトンネル状の道をみつけたらシロアリに木材を食害される可能性が高い

床の一部がきしむ・柔らかくなったりブカブカ浮いている

廊下などの床がブカブカ浮いたり柔らかくなりギシギシしていたら湿気原因やシロアリ被害の疑いが高い

露出した柱に穴や木材がボロボロになっている

玄関柱・基礎柱・家の中の木材部分がシロアリ被害に遭い柱がボロボロになり木材に穴ができてしまう

建物内に粒状のフンや木くずがある

ドアの建付けが悪い

床下がカビ臭く湿気が多い

床下が湿っているか湿気が溜まっている

過去に雨漏りや水漏れ・浸水があった

配管からの水漏れがある

壁・柱を叩くと空洞音がする

築年数10年以上経過している

建ててから増改築した

シロアリ対策を5年以上していない

4~5月頃羽アリが飛んでるのを周囲で見た

庭や敷地に古くなった木材が置いてある

門柱や垣根が腐っている

上記のチェックポイントのうち該当するものが2~3個あったらシロアリによる被害が疑われます。

シロアリ応急処置

時間が経てば経つほど食害が進んで家の耐震性・資産価値が下がってしまうシロアリ被害・・・。

シロアリの数が多いようであればすぐにでも業者に依頼することをおすすめしますが、家の中でシロアリが出たり羽アリを見つけた時に自力でできるシロアリ応急処置をご紹介します。

 

シロアリの数によって応急処置も異なるので、シロアリが発生している場所やその数を確認しましょう。

注意して頂きたいのが殺虫剤の使用。シロアリを見つけてもむやみに殺虫スプレーを吹きかけないようにしてください。

シロアリが別の場所に移動して、見えない場所で被害が進行してしまう恐れがあるので殺虫スプレーの使用は避けてください。

※大量発生の場合やシロアリの移動が心配な方は、速やかに業者に依頼することをおすすめします。

2~3匹の少数のシロアリを見かけた場合

ポイント!

 

殺虫剤を使用せずに駆除する

粘着テープで捕獲駆除する

壁や家具に止まっているシロアリを見つけたら、ガムテープを貼りつけて対処しましょう。

シロアリは皮膚呼吸をするので皮膚が粘着テープに付いただけで簡単に死んでしまいます。

掃除機で吸い込む

床を這うシロアリには、掃除機で吸い込みましょう。

吸引後は、吸い込んだ個体が入った掃除機内の袋を取り出し、密閉してから処分しましょう。

熱湯をかける

屋外にシロアリや巣を見つけたりキッチンのシンクにシロアリが出たらお湯をかけて対処しましょう。

70~100℃程度の熱湯で駆除できます。

シャワーの水圧をかける

風呂場や洗面台でシロアリを見つけたらシャワーの水圧をかけて流すことができます。

この時、シャワーの温度が高いと良いでしょう。

大量発生したシロアリを見つけた場合

※殺虫剤をかけないでください!

殺虫剤をかけてはいけない理由

シロアリを見つけたら、なるべく殺虫剤を使用しないでおきましょう。殺虫剤を使用すると被害範囲を拡げる恐れがあります。

 

市販の殺虫スプレーには「シロアリ」にも効果が期待できるものがありますが、殺虫剤にはピレスロイドと呼ばれる忌避成分が含まれているタイプがあり、シロアリが嫌がる成分が含まれているので、忌避性の殺虫剤をシロアリにかけることによって巣の近くにいる個体が危険を察知して移動してしまう可能性があります。大量発生した場合には、殺虫スプレーなどを使用して駆除したくなりますが、シロアリの散らばりによって更に被害を拡げてしまう恐れがあるので殺虫剤を使わずに応急処置を行いましょう。

床下や隙間からシロアリが発生した場合

シロアリの羽アリが群飛する時期になると、既に潜んでいたシロアリが外へ飛び立つため床下通気口や木材の隙間から発生することがあります。

壁や床からシロアリ(羽アリ)が発生したら、ポリ袋をかぶせてテープで止め、部屋中に飛ばないようにしましょう。

 

飛んで行ったシロアリが再び床下や壁の隙間に潜って巣を作る可能性があります。

近隣などへ更なる被害を防ぐためにもシロアリが出てくる出口を袋などで塞いでおきましょう。

 

その後、絶えずシロアリが発生することが予想されるので、応急処置をしたら、早めに業者に依頼をしましょう。

畳や柱からシロアリが出てきた場合

床下内部、柱内部で被害が進行している可能性が高いです。

上記にも記載したようにポリ袋で塞いだり粘着テープで捕獲するなどしても他の場所からも発生する可能性があるので、そのままにせず、応急処置をしたら早めに業者に駆除依頼をしましょう。

ご注意!応急処置だけではシロアリ被害は解決できていません!

応急処置は一時的な処置方法であって、根本的な解決にはなりません。

シロアリの姿を見なくなっても応急処置をしただけで被害が緩和されたように感じますが、床下や柱などでは被害が進行し続けています。

 

羽アリを数匹みただけでは、近所から飛んできた場合もありますが、既に床下に潜んでいたシロアリが飛び立とうとしていた可能性もあります。

見つけたシロアリは全体のごくわずかなシロアリの姿で、その他にも床下や柱内部、庭や土壌、地中深くの巣に潜んでいます。

 

これから巣を作ろうとしていた場合や既に潜んでいた場合、どちらにしてもシロアリ予防を5年以上していない建物はシロアリ被害に遭う可能性が高いので、専門業者に依頼をして徹底的に駆除・防除(予防)をして住まいを守りましょう。

シロアリ駆除方法

床下に潜り薬剤を撒く作業や穿孔注入(床下の柱に穴を空けて薬剤を注入する方法)は、なかなか自分ではできません。自力で行うのは応急処置まで。

シロアリ専門業者では、主に木部処理・土壌処理・上回り処理にて穿孔注入・薬剤散布を行います。

又、ベイト工法では、建物外周や庭の地中に毒エサを埋めて巣にいるシロアリをまるごと退治できる方法も行っています。

 

業者に依頼するのが適切☆彡

 

シロアリは家の周辺、床下1mほどの地中深くにシロアリの巣がある可能性が高いと言えます。

大元の巣を根絶するには、シロアリ専用の薬剤処理や毒エサを使って土壌処理・上回り処理をする必要があります。

シロアリの巣の規模や被害状況をみながら効果的な薬剤散布をするべきなのかは、専門業者に現地調査を依頼してみましょう。

クジョリアなら現地調査・無料見積もりを行っています。

◆株式会社クジョリア◆

 

すべて自社施工・地域密着型

 

シロアリ駆除の詳細はこちら

シロアリ予防対策

シロアリは湿った場所・日光の当たらない暗い場所・エサとなる木材が豊富な場所を好みます。

逆を取ればシロアリの好まない場所は簡単。シロアリの苦手な環境をイメージして予防をしましょう。

 

・床下基礎の風通しを良くする(調湿材もGOOD)

・床下通気口のまわりに物を置かない

・古い木材・使わない木材や段ボール・紙類を処分する

・日当たりを良くする

・定期的に点検・薬剤処理(防除)を行う

シロアリの種類

シロアリの被害が疑われた場合、発生個所の特定をすることで駆除を効果的に行うことができます。シロアリは種類によって巣を作る場所が異なるので覚えておくと発見しやすいでしょう。

では、日本で生息するシロアリの種類をそれぞれ見ていきましょう。

ここでは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3種類の特徴をご紹介します。

ヤマトシロアリの特徴

 

床下・水まわり・土中に巣を作る

 

・北海道北部を除く日本全土に分布

・兵蟻の頭部は長円形

・兵蟻の体長:3.5~6.0㎜

 

・羽アリは4~5月頃の昼間に発生

・羽アリの羽は黒っぽく体が黒褐色

 

・巣内の個体数はイエシロアリより少ない(10,000~30,000匹程度)

・エサとして食べた木材を巣として使用する

・木材を食べつくすと別の場所へ移動する

・特別加工した塊状の巣は作らない

・水を運ぶ能力がないためエサがある場所にそのまま巣を作る

・木材の根っこ付近の中に作ることが多いが、見つけることが難しい

・暗くて湿度が高い場所を好み、床下や浴室・古い庭木・屋外の古いウッドデッキ・ダンボールなどに巣を作ることが多い

 

 

イエシロアリの特徴

 

シロアリの中でも被害拡大の危険性が高い

・建物全体を移動する

・巣内の個体数が多く食害のスピードが早い

・千葉県以西の海岸線沿いに分布

・兵蟻の頭部は卵型で大きく角質化

 

・羽アリは6~7月の夕方~夜にかけて発生

・羽アリの羽は乳白色で体は黄褐色

 

・水を運んで移動する

・木材を湿らせて食害していく

・決まった場所に球体状の巣を作り、数が増えると本巣と繋がる分巣を増やす

・巣のサイズは大きいもので直径1mに及び個体数は100万匹に達することもある

・被害は建物全体に広がる

・兵蟻から餌をもらいエサがなくなると共食いの対象とする

・移動するたね被害や巣の特定が難しい

 

アメリカカンザイシロアリの特徴

 

脅威の外来種 乾材シロアリ

 

・乾いた木材中のわずかな水分で生育する

・兵蟻は8~11㎜程度

・頭部は濃褐色・頭部前方は黒色

・兵蟻は全体が乳白色で円筒状

・ヤマトシロアリやイエシロアリより大きくずんぐり

 

・羽アリの体長は6~8㎜程度

・羽アリの頭部は赤褐色・他は黒褐色

・動きは敏速・暖かい日に少数で群飛する

・羽アリの体色がヤマトシロアリと似ている

 

・加害した木の中に巣を作り、蟻道や蟻土を作らない

・温度変化や環境湿度の影響を受けにくい

・建下部材(床下)だけでなく建物全体に被害が及ぶ

・ヤマトシロアリやイエシロアリと比較すると食害の進行は遅い

・1つの巣に数百~数千匹ほどが生息

・1軒の建物にたくさんの巣がバラバラに点在する

・被害の兆候が表れるまで数年かかり早期発見が難しい

まとめ:シロアリから住まいを守る

こちらのコラムでは「シロアリ点検チェックポイント」「シロアリの種類」「シロアリ応急処置」「シロアリ駆除方法」「シロアリ予防対策」についてご紹介しました。

シロアリチェックが難しかったり、シロアリ被害が心配な方、自分で駆除や対策するのが不安な方は、早めに業者に相談をして対策することをおすすめします。

シロアリから住まいを守るための大切なお知らせ

シロアリを放置すると長年に渡って食害が進行し、床がブカブカ沈んだり床が抜け落ちる危険があります。

シロアリは、主要構造材を空洞にして家の耐久性が大幅に低下していき、耐震性にも影響を与え地震などの震災で倒壊する原因になってしまう可能性もあります。

 

実際に阪神淡路大震災で倒壊した家の多くはシロアリや腐朽被害があったと報告されています。

シロアリ被害によって耐震強度が低下する原因にもなるので地震の多い日本であるだけに、倒壊の危険に備えておくことも大切と言えるでしょう。

 

被害が出ていないと感じても、気づかない間に被害が始まっている場合もあるので、5年に一度の点検・予防(防除)・駆除を行い、シロアリから住まいを守りましょう。

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