【モグラ駆除】自分でできる効果的な退治方法|

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【モグラ駆除】自分でできる効果的な退治方法

モグラ被害ではこんなお悩みごとが・・・。

「庭にいくつものモグラ塚ができている」

「芝生がボコボコになってしまった」

「大切に育てた家庭菜園が台無しになった」

「市販の商品を自分で試したけどなかなか効果が得られない」

「退治したいけどどうしたら良い?」

そのようなモグラによる被害で「どうしたら良いかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

地面を荒らすモグラを捕まえたり追い出したい方。業者に依頼しないで自分でモグラ被害を解決したいとお考えの方も、地中にいるモグラ駆除をする前に、必ず知っておいて頂きたいことがあります。

 

まずはじめに、例え持ち家のお庭でモグラ被害が発生していても、モグラは鳥獣保護管理法の保護対象になっているため、個人が許可なく勝手に捕獲することは禁止されています。モグラを勝手に捕まえること・殺傷することはできません!

 

そのため個人でできるのは「庭から追い出す」「庭への侵入防止対策」を行うこと。モグラを直接傷つけずに追い出さなければなりません。

 

「いったいどんな方法で追い出せばいいのか?」「捕獲の申請が必要ならどんな手続きをすれば良い?」そんなお悩みもわかりやすく解説します。

モグラは地中でどんな活動をしているの?

まずはじめに、もぐらは一体どんな風に地中で活動しているのかご存じですか?

童話などでも見たことがあるアリの巣のようにモグラもそれぞれに部屋をつくります。

以下:モグラの巣穴の様子をイメージしてイラスト

モグラの巣穴・もぐらの家のいらすと。構造はアリの巣と似ている

モグラは一生のほとんどを地中で過ごす生き物。

エサ場・トイレ・ねぐらをきちんと分けて、一匹で活動していることが多い。

 

トンネルの大きさはもぐらの体に合った大きさで横向きの前脚を動かしながら素早く移動します。

 

トンネルを掘って邪魔になった土を外に出すことで盛り土(モグラ塚)ができます。地中にいるミミズなどを食べ餌場に運んで溜めることも・・・。

 

モグラが住み着くことで地上の芝生や植物などの成長に影響をもたらし、地上ではなかなかお目にかからなくても、芝生がボコボコになったり、土が盛られたモグラ塚があることでモグラ被害であることがすぐにわかります。

 

育てた野菜や芝生、植物が育たなくなってしまうといったモグラ被害が各地で報告されています。

追い出す前にモグラの本道をみつけよう

モグラを退治するためには、巣の周辺にあるモグラ塚を探し出して「本道と支道」を見分けることが大切です。

 

モグラ塚は地面が盛り上がり、土が詰まれた場所を指します。その周辺にはモグラが行き来するトンネルがあり頻繁に通る「本道」と一度使ったら通らない「支道」に分かれています。

モグラを退治する際は、頻繁に通る「本道」に罠や忌避剤を使用します。

支道に設置しても効果が得られなかったり時間が掛かってしまうのでしっかり見極めておきましょう。

意外と簡単?モグラの本道の見つけ方

モグラ塚の近くにあるトンネルの穴を見つけたら15cmほど足で踏みつけるなどして潰してみましょう。あとで潰した箇所を確認して、復旧されていたらそこは本道です。

 

モグラは本道を使い続けるので、トンネルが潰れてしまったり異物が紛れ込むと復旧するので意外と簡単に見分けることができます。

但し、広い面積でモグラ塚の数が多ければ追い出しは難しくなります。状況をみながら業者に依頼してみましょう。

嫌がるにおいでモグラを追い出す

モグラは視力がほとんどありませんが、嗅覚に優れているのでにおいには敏感。刺激の強いにおいを嫌います。

 

モグラが嫌うにおいは・・・

 

・ヨード(ヨウ素)

 

・トウガラシエキス

 

・木酢液(もくさくえき)

 

・ニンニクなど。

 

市販でも、そのにおいを使った

「モグラ退治用・追い出し用」として様々な商品が販売されいます。

 

モグラが嫌がるにおいでお庭の敷地内から追い出す作戦は、自分でも行う事が出来るお手軽な商品ばかり。忌避剤には非農耕地用のものや畑に環境にやさしい無害なものなどがあります。

モグラよけ商品にはどんなものがある?

【殺虫成分で使用されるナフタリン】

 

錠剤をモグラの穴に埋めるお庭向けの忌避剤。

回収不要で約3カ月間効果がが持続。

 

【唐辛子エキスが配合された棒状の忌避剤】

 

自然分解して土に還るため回収不要でおよそ2カ月間効果が持続。

 

【ヨウ素(ヨード)】

 

成分解樹脂フィルムなので水分ですぐに溶けるので回収不要でおよそ3年前後効果が持続。

 

各商品の詳細は、取り扱い書に記載されているので必ず確認をしてから購入し、ご自分に合った商品を試してみましょう。

効果や設置方法を理解してから使用してください。

 

忌避剤の使用方法は?

モグラが掘った地中内には、本道と支道があることがわかったら、モグラが一日に何度も通る本道に、逃げ道1辺を残して3辺に忌避剤(苦手なにおい)を設置します。

 

埋める深さは春夏時期は約20cm。

秋冬は約30cmほどが目安です。侵入地3辺を囲うように30~60㎝間隔で埋め、1辺はモグラの逃げ道として確保しておきます。

 

3辺に忌避剤を仕掛けたら、端から歩いたり振動を与えて、逃げ道にモグラを追い込むように追い出しましょう。

モグラを追い出した後、残しておいた逃げ道1辺に忌避剤を埋め、庭が忌避剤に囲まれることで侵入を防ぐ効果が期待できます。

 

但し、モグラが完全にいなくなったことを確認をするのは難しく、しばらく経過観察が必要になるります。

地中深くに潜んでいたり、完全に追い出せないこともあるので、数日経過観察をしながら新たなモグラ塚がないか、確認しましょう。

 

商品によって忌避効果は2ヵ月~数年というものもありますが、忌避剤だけですぐに効果が得られるとは限りません。

一時的な追い出しを目的とした対策として忌避剤を定期的に使用してみましょう。

自分で試せるモグラ退治グッズ

音波振動の設置でモグラを退治

土に差し込むタイプで、モグラの嫌がる振動を与えるモグラよけ撃退グッズです。

ソーラー式であれば日当たりの良い場所でソーラー充電ができるので電池不要で経済的です。

 

音波振動の装置は土に差し込んでおくだけなので簡単でお手軽。

振動だけでなく忌避剤の効果もあるとモグラが嫌がって移動することが期待されます。

 

しかし、音波振動に慣れてしまったり忌避剤によるにおいの効果が下がると再び敷地内にやってくる場合があります。被害の面積や状況によって効果が得られにくいこともあります。

一番効果的なモグラ対策は?

モグラよけでは、モグラ柵で侵入をガードする方法やあぜ板などがあります。畑や庭等の広範囲に設置し、侵入を防ぐことができます。

 

事実上、モグラ駆除は、被害状況や面積、戸建て住宅のお庭と墓地や公園などの広い敷地では、追い出し駆除・モグラよけ設置が困難な場合もあります。

 

自分で行う場合でも業者に依頼するとしても、被害の状況によって異なりますが、実際に時間を掛けて追い出さなければないらないことの方が多いです。

 

一番のモグラ対策では、大掛かりな作業になりますが、庭をコンクリートに変えて完全に侵入できない空間にすれば、モグラ被害を未然に防ぐことができます。

そこまで大掛かりな工事は高額な費用が発生しますので、まずは個人でもできる追い出しや駆除業者に依頼してみてはいかがでしょう。

モグラの駆除を業者に依頼してみる

モグラの駆除は専門の駆除業者が対応してくれています。駆除の内容や費用の詳細は各業者によって異なりますが、業者に依頼する場合、捕獲申請が必要になるケースがあります。各業者によって施工サービス費用が異なりますので、詳しくはエリア対象となるモグラ駆除業者へご相談してみてはいかがでしょう。

まとめ

モグラ駆除方法のひとつとして忌避剤による追い出しについてご紹介しました。

自分で退治する方法や注意点をしっかり把握した上で仕掛けてみましょう。又、その他のモグラ退治グッズで効果を発揮できた方も再び被害に遭うケースがあります。

時間や根気のいる作業になりますが、実際にモグラによる被害が繰り返されているお宅では、もぐらを完全に侵入させないためにコンクリート工事を行いモグラ被害ゼロになった方もいらっしゃいます。モグラ被害が緩和されることもあるで設置方法をしっかり確認しながらご自分に合った対策で被害対策を試してみましょう。

又、管理が難しい・定期的に管理してほしい場合には、専門の駆除業者にご相談してみると良いでしょう。

 

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