ネズミが出たらやばい!対策や駆除方法は?|

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ネズミが出たらやばい!対策や駆除方法は?

小さな体につぶらな瞳で動き回るネズミは、可愛らしい印象を抱く人もいますが、野生のネズミが棲み着いてしまうと様々な問題が発生します。

病原菌を媒介する恐れのある危険生物が家に住み着いてしまったら・・・一体どんな被害が起こるのでしょう。

 

こちらのコラムでは習性やネズミ対策ネズミの捕まえ方(ネズミの駆除)についてわかりやすくご紹介します。

「ネズミが出たらどうしたらいいの・・・」と不安になる方も是非参考にしてみてください。

東京都大田区のネズミ駆除。屋根裏がネズミのねぐらになり、糞尿や悪臭、雑菌やダニなどが発生。

ネズミの習性でわかること

まずは、家に住み着くネズミの習性からみていきましょう。ネズミの特徴から侵入しやすい場所を知っておくと対策に役立ちます。

 

・ネズミは高温多湿で食品が多い場所を好む

 

・倉庫や段ボールなどの荷物が多い場所も好き

 

・警戒心の強く賢い

 

・臆病で夜行性

 

・好みはあるがなんでも食べる

 

・歯を削るために硬いものをかじる

 

・何でもかじる(食品の他にも壁・柱・断熱材・布団や衣類)

 

・クマネズミはフンを落としながら移動する

 

・壁を垂直に登り綱渡りもでき運動能力が高い

 

・わずか2~3㎝の隙間や親指が入るほどの隙間なら簡単に侵入可能

 

・屋根裏に住み着くのは乾燥した場所を好むクマネズミがほとんど

 

・イエネズミのなかでクマネズミの発生率が一番多く捕獲が難しいタイプ

 

・床下や下水など水まわりに現れるのはドブネズミ

 

・ドブネズミは3種のネズミの中で獰猛で咬みつくこともある

 

・子ネズミと間違われやすいハツカネズミはクマネズミよりも警戒心は低い

飲食店や倉庫・一般住宅に住み着くネズミ

最も被害が多いのは、食品を扱っている建物です。建物にはわずかな隙間が意外と多くあるんです。

 

シャッター・通気口・排水付近・壁・屋根の隙間・エアコン導入口などわずか2~3㎝の隙間からネズミは侵入してくることも。

 

壁と壁の隙間を伝って移動しながら屋根裏に住み着き、垂直な壁をのぼったり、壁をかじって侵入することもできます。

 

戸建て住宅や荷物が保管されている倉庫など、人がいない時間帯に食品を食い荒らされ、複雑な構造になっている住宅では、隠れる場所がたくさんあるので住み着きやすい傾向があります。

ネズミは餌を求めて深夜に活動する

ネズミは警戒心が強く、臆病な生き物です。

夜行性なので深夜、人が寝静まった頃になると活動をはじめ、台所などの食材を奪いに来ます。時には空腹に耐えかねて日中活動することもあります。

 

居酒屋・飲食店の厨房・食品を扱う店舗や倉庫・工場・雑居ビル・オフィスビル・コンテナなどの他、戸建てやアパート・マンションなどの集合住宅にまで侵入する・住み着くことは珍しいことではありません。

 

建物内は冬場は暖かく、温度が保たれているので寒さに弱いネズミも快適な空間となって住み着き、建物の外にゴミがあれば人が多い街でも外に設置したゴミ箱に集まったり、その後、建物内に侵入することもあります。

 

お腹を空かしたネズミは必死に餌探しや住処を探して人の気配が少ない空き家などもネズミに狙われやすい傾向があり、食べ物がないと死んでしまうため大忙し!

 

付近に食べ物がないかとエサを求めて必死に活動し、実際に人が住んでいる住宅にも現れることも珍しくありません。

 

外でエサを摂取して安全な住宅の屋根裏に戻ってくる事も多く、屋外と住処を自由に出入りして出産や繰り返すこともあります。

 

劣化した壁の穴、床下通気口、屋根の隙間、下水管などの隙間から入り込み、部屋の中に現れ、住んでいる住民を驚かせることも・・・!

すばしっこいネズミを捕まえるのは至難の業です。

 

一度でも部屋の中でネズミを見かけたら屋根裏などに住み着いている可能性があるので早めに対策しましょう。

ネズミが出やすい建物

ネズミはいつもエサを探し回って大忙し!

そんなイメージがあるようにネズミは夜になると餌を求めながら住処を見つけるのも上手なんです!

 

「ネズミの侵入」

 

最大の原因は・・・

 

外壁に侵入できる隙間があること!

 

近くにエサがある!お腹が空いた!

 

 

他にも

 

こんな理由や要素があるよ!

 

寒さや異常な暑さをしのげる空間を探し求めてきた。

 

断熱材などをねぐらにする。

 

外敵から身を守るためや屋根裏などで出産や子育てができる。

 

・荷物や壁と壁の隙間がたくさんあると隠れられる。

 

屋根裏なら誰も来ないし安心できる。

 

・台所までエサも調達できるから快適な住処になる。

 

上記の内容を理由にネズミは建物に近づき、

居心地の良い環境が揃うと住み着くようになるよ。

家の中のネズミを捕まえる方法

キッチンやお部屋の中でネズミを発見したら、どこかに出入りできる隙間があるはずです。

 

必死になって捕まえようとしてもすばしっこいネズミは家具や物の裏など人目に付きにくい場所に隠れ込むのが上手なので直接素手で捕まえることはなかなかできません。

 

何よりネズミの身体には病原体を保有している恐れがあり、咬みつかれると感染症を引き起こす危険もあるので、素手で触らないようにしましょう。

 

部屋に出ている場合は・・・

 

まずは食べ物の保管方法に注意して室内を清潔にしましょう。食べ物を片付けておくことが大事です。

 

床にフンが落ちていたらネズミが通った証拠になるので、ネズミが再び通るような場所にネズミ捕獲用の粘着シートを設置してみましょう。

 

壁や天井の隙間・ブレーカーなど配線があるスペースから外部へと繋がる出入口があるかもしれません。

既に部屋のどこかに隠れている場合と壁穴から出て行く場合も考えられます。部屋にいるネズミを移動させないよう封じ込めて捕獲を狙います。

 

家の中の家具や荷物を移動しながら痕跡を調べ、ネズミが必ず通るであろう箇所に粘着シートを敷いて数日~1週間ほど経過をみてください。

 

臆病なネズミは押し入れや家具の裏などに隠れていますが、お腹を空かせて出てくるか壁穴から出て行きます。

粘着シートに米などのエサをあえて置いておくと罠に掛かりやすいでしょう。

 

他にもネズミがいる場合は・・・

 

屋根裏や壁の中から音がしたり、新たに糞が落ちていたら、ネズミが他にもいる可能性があります。

ネズミの侵入経路を突き止め、侵入口をパンチングメタルや金網ネット。なければ穴を塞げる板などで塞いでみましょう。

 

注意するポイントは、ネズミが出入りしそうな箇所すべて完全に塞がないこと。

 

壁の中に逃げた場合、出入口を塞いでネズミを閉じ込めてしまうと死骸が残ってしまうので、建物の構造を理解し、一匹残らず捕獲するために外へと繋がる道と出入口をひとつ開放した状態にして付近に粘着シートを仕掛けて逃げ出すネズミさえ捕らえていく方法をおすすめします。

 

物音がなくなりネズミがいなくなったと判断したら、ひとつ残していた出入口を完全に塞いで作業が終わります。

 

ネズミを捕獲するまでに要する時間は、被害の状況や建物の構造によって異なります。

 

1~2週間で捕獲できる場合や1カ月ほど掛かっても捕まらない場合もあるので、その際は粘着シートの設置個所を変えてみたり、他に出入りしている隙間がないか、再度調査してみる必要があるかもしれません。

死骸の処分やネズミ捕獲に抵抗がある方へ

死骸回収に抵抗がある方、ネズミを自身で捕まえることに抵抗がある方も多いネズミの駆除作業。

 

ご自分での捕獲が難しい方は、追い出し・捕獲・トラップ設置・侵入口封鎖・糞清掃・死骸回収・定期点検をしてくれる駆除業者にすべての作業を依頼すると良いでしょう。

 

プロの手に掛かれば作業の安全性や駆除効果も期待できます。信頼できる業者に相談してみるとより良い解決方法が見つかるでしょう。

ネズミが自然といなくなる方法

お金や面倒な作業もせず、ネズミが勝手にいなくなってくれたら良いですが実際はそうはいきません。

 

たまたま一時的に侵入していなくなったという場合もあり得ることですが、ねぐらとして住み着いてしまうと屋根裏や壁から音がしたり、ダニや悪臭に悩まされてしまいます。

 

ネズミにとって天敵となる猫を飼うとネズミが警戒していなくなる・来なくなる場合もあるようです。

 

但し、死骸がどこかに残ってしまうと悪臭やダニ・ハエなどの寄生虫や害虫が発生する恐れもあります。

 

再び被害が発生しないために侵入してきた原因を追究し、侵入させない対策も必要です。

 

ネズミの嫌がるニオイはハーブ系の臭いです。

ミントやハッカ、ユーカリなどのハーブは刺激臭となるのでネズミは苦手。ワサビやトウガラシなども忌避効果が期待できます。家の周りに忌避効果のある忌避剤を使ってみても良いでしょう。

 

電磁波や超音波などもネズミを寄せ付けない忌避効果が期待できますが、費用が掛かることも・・・。

 

屋根裏に電気を付けて明るくする方法もネズミにとって不快なものになるので、出て行く効果も期待できます。

 

ねずみにとって居心地の悪い環境は、天敵がいる・エサが得られない・隙間がない・寒い場所。

 

家の周りや部屋の中も整理整頓をして、清潔にすることもネズミ予防になるでしょう。

ネズミを寄せ付けない環境

ネズミを寄せ付けないために日頃から注意すべきポイントをご紹介します。

既にネズミが出ている場合には、上記でご紹介した捕獲方法を行ってから再発防止に役立てましょう。

 

・生ゴミは蓋付のゴミ箱に入れる

 

・食品はそのままにしない

 

・使った食器は早めに洗う

 

・新聞紙や段ボールは巣材になるものは片付ける

 

・古い布団や衣類はケースに収納する

 

・不要な紙や布は処分する

 

・苦手なニオイで寄せ付けない

 

・隙間や穴はネズミの侵入口になるため侵入経路を塞いでおく

ネズミは一匹いたら何匹いる?

種類や個体、時期によって異なりますが、ネズミは一回の出産で6~7匹ほどの子ネズミを産みます。

 

子ネズミは警戒心も低く外敵に襲われやすいですが、屋根裏からバタバタと目立つ音がしたら、複数の子ネズミの仕業かもしれません。

出産直後、順調に成長すれば、親ネズミと合わせて8匹くらいになることも。

 

しかし一般的な戸建て住宅では、被害状況によって異なりますが、駆除で掛かる数は2~3匹程度が多い傾向があります。

 

外敵に襲われたり病気やケガなどで子ネズミが襲われるケースも考えられます。

エサ探しや出産、住処を求めて侵入してきたばかりのネズミなら1~2匹の場合もあります。

 

どちらにしても、繁殖力の高いネズミなので生存しやすい環境が揃ってしまうと10匹以上の数がいてもおかしくない状況になってしまうので放置しないこと。ネズミの数が少なくても一匹残さずに駆除すること・侵入を防ぐことをおすすめします。

まとめ

ネズミは暖かい場所を見つけて住処にし、飢えをしのぐために餌探しをして活動しています。

 

狭い隙間が多い建物(家屋)はネズミにとって狭くて暗くて安全であると認識してしまうのかもしれません。

屋根裏は人の気配もなく、断熱材などが敷詰められていると寒さをしのげるねぐらに最適な空間になります。

 

家の中でネズミをみたら、粘着シートなどで捕獲し、浸入経路を突き止めて侵入口を塞いで再発防止に努めましょう。

 

放置すれば繁殖が進み、家屋への被害や健康被害にまで発展してしまいます。

 

様々な病原体を保有して衛生的にも良くない環境を一日でも早く解決させるために「ネズミを寄せ付けない対策」「自分でできるネズミ対策」として役立ててみてください。

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