ネズミはどこから侵入する?家屋に住み着くネズミ駆除対策とは|

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ネズミはどこから侵入する?家屋に住み着くネズミ駆除対策とは

近所でネズミが出るなんて話は聞いたことがないのに「どうしてうちにネズミが出るのかしら。」「家が汚いと思われる・・・」ネズミ被害に遭っている皆さんは、そんな悩みを抱いていませんか?

実際にネズミの駆除依頼をされた方のなかには、近所の目を気にしていらっしゃる方も多く、業者に頼むのも躊躇して自分で対策したり放置した状態になっているお宅も多いのではないでしょうか。

 

確かにネズミはどんな家にも住み着くというわけではありません。

ネズミが出る家には「侵入できる隙間や穴がある」「エサや巣材になるものがある」といった大きな共通点があります。

それらの共通点や確実な原因を調査しながら正しい方法で対策することで被害拡大を防ぎ、住み着いたネズミの駆除への近道になるでしょう。

 

今回のコラムでは、ネズミが住み着く原因とネズミが出ない環境づくりについてご紹介します。

家に住み着くネズミは冬眠せずに一年中活動する生き物なので、春・夏・秋・冬どの時期も油断しないで対策していきましょう。

侵入口があるからネズミは侵入する

そもそもネズミは建物の外から「侵入口」をみつけて侵入してきます。

「玄関や窓から入ってきてるの?」と思われますが、そこからだけとは限りません。

警戒心の強いネズミは、小さな身体で壁を垂直に登ったり綱渡りできるので「こんな場所から?」「こんな隙間から?」と驚くような場所からも侵入します。

ネズミ目線では身体をくぐり抜けられる狭い隙間を見つけるのはとても上手。

 

時にはシャッターの隙間から入り込むこともありますが、戸建て住宅では玄関のドア、開いた窓、換気扇、エアコン室外機、床下通気口の隙間、配管を登って屋根の隙間や通気口などあらゆる隙間を見つけて家の中に侵入します。

 

「壁から音がする」「屋根裏・天井からも音がする」そのようなネズミの走る足音でうるさくて眠れないといったお悩みが多いのも被害の特徴。

ネズミの姿を部屋の中で見ていなくても、外の隙間から壁と壁の隙間を通って屋根裏や壁の中を自由に行き来しながら移動しています。断熱材などがある家はネズミは布団代わりのようにボロボロにかじってねぐらにします。

なぜ家に住み着く?

それは寒さをしのいだり、外敵から身を守るため、繁殖期に出産や子育てするためです。

たまたま見つけた場所に布や紙、ビニール袋・断熱材などの巣材が揃っていれば、ねぐらや巣づくりには最適な環境になり住処にします。

更にはエサが豊富にあることで住み着くこともあるでしょう。

 

ネズミにとって快適な空間であればお気に入りの場所としてその家に住み着き、夜行性なので夜に外へエサを得て、ねぐらに帰るといった生活をしています。

冬眠せずに一年中活動するイエネズミですが、冬になるとエサが減り、寒さに耐えきれず死んでしまうため、生き抜くために人家に住み着きやすくなります。

ネズミはどこから家に入る?

ネズミが侵入できる隙間とはいったいどんな場所なのでしょう。

ネズミの種類によって大きさは異なりますが、小型のネズミ・子ネズミなら1.5センチ程度の隙間からでも侵入可能と言われています。身体が入れないようなら歯でかじって隙間を広げて侵入することもできます。親ネズミでも2~3センチの隙間、500円玉サイズの隙間や穴があれば簡単にくぐり抜けられるでしょう。

 

屋根や瓦の隙間・通気口・配管・下水管・シャッターの隙間・床下通気口・ダクトの隙間・エアコン室外機の配管の隙間・雨戸の戸袋・地中・玄関ドアや窓の隙間など、ネズミが侵入できる隙間はあらゆる場所に存在します。

 

ネズミが生息する地域では、いつ自分の家に侵入されるかわからないというのも事実です。侵入されていることに気が付かないこともあるでしょう。

ネズミはどこから部屋の中に入る?

壁の中や屋根裏だけでなく、お部屋の中へ侵入し、食べ物を荒らすネズミ。突然姿を現したネズミに慌ててしまう方もいるのではないでしょうか。

見えない壁の向こうだけでなく、部屋の中に入られてしまうと、あちこちにフンをされたり「何も置いとけない」「眠れない」といった健康や生活に支障をきたすようになります。押し入れやシンク下、棚の裏など狭い場所に隠れてしまうので、見つけても捕まえるのは至難の業。

 

ネズミが部屋の中に出るのには、そこにも侵入口があることが原因です。

壁と壁の隙間は空洞になっているので配線や断熱材などがあります。壁と壁の隙間にある配線を伝って部屋に侵入します。

壁穴・エアコンの配線・シンク下の隙間・配管を通す隙間・設置されたブレーカーボックスから顔を出し、部屋に侵入することもあります。

 

実際にネズミが侵入していた室内浸入経路をご覧ください。

ネズミはエサを求めて部屋に侵入する

冒頭でお話したように、ネズミは「隙間があること」で家の中に入ってきます。

それはねぐらや子育てをするためですが、エサがないとネズミは生きていけません。

当然のことながら生きていく為に餌を求めて活動しています。

 

外で食料を得ながら生息する個体もいますが、住み着いた家の中にエサがあればネズミにとって尚更住み心地が良い環境になります。

食べ物が手に入りやすいこの家には「エサが豊富にある」とネズミは認識しているのかもしれません。

 

部屋に繋がる隙間からひょこっと現れ、人がいない時間帯にキッチンなどにある食べ物を物色。味を占めたように繰り返し食べ物を求めて部屋に侵入してきます。

警戒心の強いネズミは、人の気配がない時間帯に現れたり、警戒心の少ないネズミは人がいる時間帯でもすばしっこい速さで逃げ回り、狭い隙間に逃げ込みます。

家に住み着くイエネズミの種類

日本の家屋に住み着くネズミは「クマネズミ」「ハツカネズミ」「ドブネズミ」の3種がいます。イエネズミとも呼ばれています。

ネズミの種類によって特徴や住み着く場所も異なるので、住み着いているネズミの種類を是非チェックしてみましょう。

クマネズミの特徴

・約14~20センチの中型のネズミ。

・しっぽは体よりも長い。

・警戒心が強く学習能力が高い。

・垂直な壁を登り綱渡りも上手。

・天井も歩へばりつき移動可能。

・泳ぎは苦手。

・高い場所や乾燥した場所を好む。

・住み着きやすい場所は・・・

 屋根裏や天井裏。

 1階の天井・2階の屋根裏。

 壁の中の断熱材をねぐら(住処)にする。

 

・ネズミによる被害の多くはクマネズミがほとんど。

・屋根裏や天井から物音がしたら、クマネズミの可能性が非常に高い。

 

ハツカネズミの特徴

・約6~10センチほどの小型のネズミ。

・他のネズミと比べて一番小さく体重は10~25gほど。

・身軽で狭い場所を好む。

・すばしっこくジャンプ力もある。

・郊外に生息していることが多い。

・好奇心旺盛で警戒心が弱い。

・住み着く場所は・・・

 倉庫や物置、屋根裏など。

 

ドブネズミの特徴

・約15~25センチの大型のネズミ。

・イエネズミの中で最も大きい。

・仔猫ほどの大きさもいる。

・獰猛だが警戒心は強くない。

・ジメジメした湿気の多い場所を好む。

・高い場所には登らず低い場所にいることが多い。

・住み着く場所は・・・

 床下や下水溝など

・マンションの高層階で発見されることはあまりない。

 

イエネズミの特徴を見ても実際に住み着いたネズミの種類まで把握するのは難しいかもしれません。

戸建て住宅では「ネズミが姿を見せない」「一瞬しか見えなかった」といった声が多いのも事実です。

ポイントとしては「姿を見せない警戒心の高さ」と「屋根裏にいる様子」となると発生率の多いクマネズミの可能性が高いでしょう。

 

ハツカネズミは警戒心が低いので、姿を見せることも多いかもしれません。小型のネズミなので子ネズミと間違えられることもあります。

「床下や下水溝付近で見かけた」「1階に出る」のはドブネズミの可能性が高いでしょう。

ネズミは日中・昼間はどこにいる?

夜行性と言われるネズミは日中はどんな場所に潜んでいるのでしょう。「昼間は見かけない」と言っても、住み着いたネズミが昼間に活動していることもあります。

主な活動場所は以下の通り。

台所などの食べ物がある場所

ネズミは体内にエネルギーを蓄えることが苦手なので、生きるために常に何かを食べる習性があります。昼間であっても家に住み着き環境に慣れたネズミが台所などに姿を現すこともあります。

 

湿気の多い場所

ドブネズミは湿気の多い場所を好むので、床下や1階の冷蔵庫や下水溝の中、下水道などに潜んでいることが多いです。

・高い場所

クマネズミは泳ぎが苦手なので水のある場所は避け、乾燥した屋根裏・天井裏などに潜んでいます。

 

住処を作れる好都合な場所

ネズミは新しい住処をいたる所に作ります。

屋根裏や天井裏の他、壁の中、押し入れの奥、ダンボール類・断熱材などがある場所は「狭くて暗い」「外敵も少ない」「暖かい」これらの条件が揃い、エサも得られるのであれば尚更、快適な住処になります。

ネズミの駆除方法

家に住み着いたネズミを駆除するためには様々な方法があります。主な駆除方法は以下の通りです。

粘着シートを設置する

ネズミ駆除によく使われ捕獲専用の特殊な粘着シートです。1枚150~300円くらいで販売していますが、まとめ買いがお得なものもあります。

ネズミが通る場所、屋根裏や壁の隅など様々な場合に設置できます。

 

購入枚数は設置する個所数によって異なりますが、一箇所に2~3個は使用する場合、お試しで20枚くらい購入してみるのも良いでしょう。

足りないようであれば追加購入もできます。一週間経っても掛かっていなかったら設置場所を変えてみましょう。

 

業者でも利用されている強力な粘着力の商品を使用すると驚く効果を発揮してくれます。

粘着シートにかかったネズミはすぐには死なず、約2~3日、最大5日間ほど掛かることもあります。

 

毒エサ(殺鼠剤)を仕掛ける

ネズミ用の毒エサは市販でも1,000円くらいで販売されています。一日中何でも食べるネズミが毒餌を繰り返し食べ続けることで死滅します。

なかにはスーパーラットと呼ばれる生命力の強い個体も存在しており、毒餌を食べても効き目がなく死なないネズミも存在しています。

 

毒エサを一度食べてすぐに効果が現れるわけではないので毒が回って死に至るまで時間が掛かり、いつどこで死ぬのかわかないので、死骸回収が難しくなる場合も。

小さなお子様やペットがいるご家庭では誤って口にしないよう設置場所にも十分に注意してください。

ネズミを捕まえたら予防対策をする

家の中にいるネズミを次々と捕まえたら、終了ではありません。再びネズミが侵入する可能性があるのでしっかり予防策をしてください。

エサになる食べ物を片付ける

米や野菜、果物やペットフード、せんべいや菓子などは密閉容器に入れたり蓋をしておきましょう。

ダンボールや箱、プラスチックに入れて置いてもネズミはかじってしまいます。瓶や密閉容器に入れてにおいが出ないようにしてください。

犬猫のごはん、こぼしたままの食べかすや米など「そのまま」にしておかないようきちんと片付けましょう。

 

ネズミの巣材になるものを片付ける

押し入れや物置などに仕舞い込んだ衣類や布類、ダンボールなどの紙類は巣の材料にします。衣類をボロボロにされないように、なるべく蓋が付いたプラスチック製の衣装ケースなどの密閉容器に仕舞いましょう。プラスチック製もかじるネズミですが、簡単に手に入れることができない環境にしておくと良いでしょう。押し入れにしまっておいた使わなくなった布団なども巣材にするので、なるべく不要なものは処分しましょう。

 

ネズミが入ってくる隙間を塞ぐ

家の中に侵入していたネズミの侵入経路がわかったら出入口を金網やパンチングメタル、ブラシ、パテ、板などを使って侵入口を塞ぎましょう。

但し、素人ではわからない見えない場所にもネズミが侵入する「わずかな隙間」というのは存在しているので、どの場所を塞いだら良いのかわからなかったり、塞ぐべき場所を見落としてしまうと再びネズミ被害が起こる恐れがあります。

 

そのような事態を避けるためには、業者に依頼するとより良い解決策が見つかり、ネズミに関する問題を解決してくれるので、ご相談してみてはいかがでしょう。

 

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まとめ

ネズミが出る家には「侵入できる隙間」があること。住み着く理由は「エサがある」「居心地の良い環境」が揃ってしまうことで被害が発生します。

ネズミ被害に悩む方のために駆除予防対策についてもご紹介させて頂きました。

 

【自分でネズミを駆除したい方へ】

まずは被害が出ている場所・侵入口を見つけて侵入経路をみつけ、粘着シートなどを設置して捕獲しましょう。

侵入経路は、わずかな隙間。

侵入していると思われる隙間を自分で塞いだり、ネズミの死骸を処分する必要があり苦戦してしまう方も多いのが現状です。

 

駆除に慣れていない方が作業する場合、実際に塞ぐ必要性がある場所かどうかの判断も難しいので、業者に力を借りてみることをおすすめします。

現地調査と無料見積りで明確な料金を提示してくれるので、一度ご相談してみてはいかがでしょう。

 

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