毒蜘蛛(クモ)の種類|クモ駆除対策について|

0800-919-6866年中無休 9:00-18:00

お役立ちコラム

コラム

毒蜘蛛(クモ)の種類|クモ駆除対策について

蜘蛛(クモ)は、その見た目やイメージから嫌われやすい昆虫ですが、気づくと家の中や窓などにいる大きなクモに驚く方も少なくないのではないでしょうか。

 

スパイダーマンのように糸を出して飛び移ることはなくても、見た目の印象から毒があるのかないのかわからない不気味さもありますね。

そんなクモの種類や特徴、駆除対策についてご紹介します。

蜘蛛(クモ)の生態

蜘蛛(クモ)の生態は、種類によっても大きく異なり、多くは巣を作るイメージが強いですが、中には巣を作らないクモもいるのをご存じですか。

蜘蛛(クモ)は、虫などの害虫を捕食する益虫(えきちゅう)でもありますが、なかには危険な毒を持つ種類がいます。

 

身近な場所で発生する小さな蜘蛛(クモ)は以下になります。

日本に生息している蜘蛛(クモ)

日本では、確認されているだけでも約1,500種類ものクモが生息していますが、よく見かけるクモの種類をご存じですか?

 

小さな蜘蛛(クモ)でも見た目が不気味で不快な害虫でもある蜘蛛(クモ)は以下になります。

 

ハエトリグモ(蠅取蜘蛛)

ハエトリグモは、体長1cm程度。単眼が大きく扁平で巣を張らないタイプの蜘蛛です。

獲物に素早く飛び掛かるようにジャンプするクモとして知られ、その名の通りハエ(蠅)を捕食します。

 

ハエトリグモを捕まえようとするとピョンピョン飛び移る小さなハエトリグモは、家の中では台所の流し台付近や窓際などで見かけることが多いです。

 

年間を通して家の中で見かけるハエトリグモはですが、秋に見かけることが多いようです。

 

人を咬んだり、人体に有害な毒を持っている訳ではないので、ハエや蚊、ダニ、ゴキブリの子どもなどの衛生害虫を捕食する益虫(えきちゅう)でもあります。

ジョロウグモ(女郎蜘蛛)

ジョロウグモは、見た目の印象から毒を持っていそうなインパクトのある蜘蛛(クモ)ですが、見た目とは異なり毒性はほとんどないクモです。

夏から秋にかけて活発に活動し、大きな網を張ってクモの巣を作ります。

 

黒い体に黄色や赤色の模様があり、長い脚にも黒地に黄色いラインが巻かれているのが特徴的です。

 

オスよりもメスの方が大きく、メスの腹部は黄色と青色の縞模様、オスの腹部は褐色がかった黄色の横縞模様になっています。

 

ジョロウグモの作る巣の糸は黄色です。

白っぽく見えても太陽の光に当たると黄色い糸が目立ち、糸の強度も強いので壊れにくいのも特徴です。

 

庭先、軒先、窓際、雑木林などに大きクモの巣を作り、巣に掛かった虫を捕食。

微量の毒を持っていますが、獲物となる昆虫を麻痺させて動けなくさせますが、害虫を食べてくれる益虫でもあり、人間に大きな影響は与えないのでそこまで警戒する必要はありません。

アシダカグモ

アシダカグモは、家に現れるクモの中でも最大級の大きさで、体長は脚を含めて10cm以上になる個体もいるインパクトの大きな蜘蛛(クモ)です。

 

イエグモ、ヤツデコブなど複数の呼び名があります。

不気味な外見で恐れられることがありますが、家の中にいるゴキブリやハエなどの害虫を捕食する「家の守り神」とも呼ばれています。

 

アシダカグモは、ハエトリグモ同様に巣を張らずに餌となる虫を待ち伏せて捕食する徘徊型の蜘蛛(クモ)です。

夜行性で夜になると活動します。

 

全体的に灰褐色で白や灰色の毛に覆われ、大きさから色もはっきりと区別が付きます。壁や天井に張り付いていることが多いです。

 

アシダカグモも、ゴキブリや蛾、ハエなどを捕食してくれて、毒がない蜘蛛なので益虫とも呼ばれています。

ネズミなども食べるとも言われています。

 

オオヒメグモ(大姫蜘蛛)

オオヒメグモは、丸くて灰色のお腹が特徴的な蜘蛛(クモ)です。

造網性(ぞうもうせい)のクモで、網糸で獲物を捕らえ、卵嚢(らんのう)も網に吊るします。

 

体長は、4~8mm程度。一年中出現する。

主に家の中で生息しているクモですが、屋内外のいたる所で見られます。

不規則網を張り、地表や壁を歩き、アリ(蟻)などの小型の昆虫を捕食します。

 

新築家屋、高層ビル、多くの地域で人家や人工建造物に関わる場所に出現する。

 

オオヒメグモは危険な蜘蛛ではありませんが、お腹が丸いクモのなかで類似した危険な蜘蛛ハイイロゴケグモ」などもいるので見分け方に注意しましょう。

イエユウレイグモ(幽霊蜘蛛)

イエユウレイグモは、体長7~10mmを超える脚が細長い蜘蛛(クモ)です。アシダカグモと類似して脚が長いのが特徴的です。

屋根裏や家具の裏など人家に生息しており、気付かれにくいことからユウレイグモと名付けられました。

 

体色は薄い灰色。

コバエ、チャタテムシ、ダニなどの小さな昆虫を捕食します。

 

屋内の天井裏や薄暗い部屋、壁の隅に不規則な棚状の網(クモの巣)を張り、押し入れや机、家具の裏などにも潜んで獲物を捕らえます。

 

他にも様々な蜘蛛(クモ)の種類がいますが、毒のあるクモもいます。

危険な毒グモは日本にもいる

日本に生息する蜘蛛(クモ)は数多く存在しますが、毒を持つクモでも人体に影響を及ぼすほどの毒の少ない微弱な毒を持つクモが多いです。

しかし、一部の種類のクモには、毒性の強い種類もいるので、十分に注意する必要があります。

 

蜘蛛の種類が特定できていない場合や、毒性のあるクモと勘違いをしてしまう場合もあるので、素手で触ったり、見慣れないクモを捕まえる時には咬まれないよう注意しましょう。

咬まれると危険な毒蜘蛛(クモ)の種類

日本に生息する毒グモは、ゴケグモ類とコマチグモ類の2種類です。

咬まれると危険な毒グモはセアカゴケグモ、カバキコマチグモ、ハイイロゴケグモです

カバキコマチグモ(樺黄小町蜘蛛)

カバキコマチグモは日本全国に分布している毒グモです。

体長10~15mm程度。

主に山や草木の生い茂った場所に生息します。

体色は黄色で、顎部分が黒色。

体が黄色いことから樺黄(かばき)と名付けられ黒く大きな顎を持つことからクチグロとも呼ばれています。

生息場所

・蜘蛛の巣は張らず、網状の巣ではなくススキなどのイネ科の植物の葉を巻いて巣を作る。

 

・雄が活発になる夏季には人家の網戸などから侵入して咬むことがある。

コマチグモ刺咬症

産卵や育児期には巣を守るためにメスは攻撃性が高くなり、巣を壊して咬むことがあり、交尾時期に人家に侵入したオスに咬まれることがあります。

症例は交尾時期の6月から産卵期の8月に集中すると言います。

ハイイロゴケグモ

オスの体長は6~9mm。

メスは3~4mm程度。

白色・灰色・黒色と体色に変異がある。

 

オスの方が大きいのが特徴で、メスの方が小さいものの毒性が強く危険外来種として日本国内13都市にまで分布。

 

・有毒なのはメスのみで、オスは毒が弱い。

 

・体色は様々で黒褐色や灰色、褐色など。

 

・通常のクモの巣の形ではなく不定型で綿ぼこりのような網を作る。

 

・卵の入った白くて丸い卵のうを作る。

 

・胴体は丸く腹部・背面に縁取りのある赤褐色の斑紋、腹部には赤色の斑紋(砂時計状の模様)がある。

発生場所

・昆虫などの餌が豊富な場所。

 

・側溝・溜枡、花壇、壁の割れ目やひび割れたすき間、自動販売機の裏。

 

・室内に侵入する場合もある。

 

・日当たりの良い場所や暖かい場所を好み、物陰やすき間に生息し、昆虫を捕食。

 

・屋外のエアコンの室外機、メーターボックス、ゴミ箱、排水溝、ベランダ、お庭、床下などにも生息。

セアカゴケグモ

雌(メス)の体長は約7~10㎜

雄(オス)の体長は約4~5㎜

 

・毒性が強く、有毒なのはメスのみで、オスは毒が弱い。

 

・体色は全体的に黒色で大きな球状の腹部で背面に目立った赤色の縦条がある。

 

・腹面に赤い砂時計状の模様がある。

 

・卵のうは、直径約10~15㎜で乳白色。

発生場所

・日当たりの良い場所や暖かい場所を好み、物陰やすき間に生息し、昆虫を捕食。

 

・側溝、宅地のパイプ内、フェンス、花壇のブロック、屋外のエアコンの室外機、メーターボックス、ゴミ箱、排水溝、ベランダ、お庭、床下などにも生息。

 

・室内に侵入する危険もある。

毒グモに咬まれた時の症状・対処法

ゴケグモは攻撃性はありませんが、触ると咬まれる危険があります。

咬まれた時の症状

毒を持つ雌(メス)のゴケグモに咬まれると、咬傷被害の恐れがある。

 

・針でえぐられるような激痛と持続的な痛み。

 

・刺咬により、痛みや発熱が数時間から数日続く。

 

・個人差によって脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などが数週間続くことがある。

 

・症状は3日~10日間程度痛みが続く場合がある(多くは軽傷)

 

・点状出血で重症化すると発熱、頭痛、吐き気(悪心)、呼吸困難、食欲減、ショック症状などを起こす。

 

症状は、個人差によって異なる場合がありますが、ほとんどが軽傷ですが、重症化することがあるため注意が必要です。

 

 

咬まれた後、一般的な鎮痛薬では効かない場合があるので、咬まれた場合の処置は、傷口を流水や石けんなどで洗い流し、氷やアイスノンなどで冷やし、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

可能であれば、咬んだ蜘蛛を回収して持参するとクモの特徴が把握できます。

毒グモの駆除方法

・絶対に素手で触らずに熱湯をかける・靴で踏みつぶす。

 

・市販の殺虫剤ではピレスロイド系を噴霧する。

 

・卵はバーナーや焼却。

 

・役所・相談窓口・駆除業者に連絡する。

 

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモなどのゴケグモ類は外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されています。

危険外来種の発生情報を提供するために、役所へ連絡する他、敷地内で見つけた場合、他にも毒グモがいる可能性があるため、お住まいの自治体にご相談の上、専門の業者に駆除を依頼しましょう。

まとめ

蜘蛛(クモ)といっても害のないものや危険な毒を持つ種類もいます。

家の中や窓際に蜘蛛の巣だらけで困っていたり、危険な毒を持っているか判断が難しい場合、専門の駆除業者に依頼して、不快害虫の駆除・予防することができます。

 

クモが多く発生する原因は、餌となる他の昆虫類(蚊・ガ・ゴキブリ・ダニ・コバエ等)を求めて発生しやすくなります。

中には危険な蜘蛛である可能性もあるので、お庭のお手入れを行う際、素手で触ったりせずに軍手を付けて作業しましょう。

 

万が一クモを見つけたら、応急処置として踏みつぶす他、殺虫剤で駆除し、卵は回収して処分しましょう。

 

駆除が難しかったり、蜘蛛の種類の特定が難しい場合には、安全を第一に駆除業者に依頼してみましょう。

 

このページのトップに戻る