ハクビシンは凶暴な性格?一年中活動している行動パターンとは?!|

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ハクビシンは凶暴な性格?一年中活動している行動パターンとは?!

近年、千葉県内や東京都内でもハクビシンやアライグマの発生が起きています。 一見可愛らしい姿にも見えますが、農作物を荒らしたり、住宅内に侵入して屋根裏に住み着いてしまったりという被害が起きています。 屋根裏から物音や悪臭、天井からシミのような跡があるなどの気配を感じたらハクビシンなどの害獣かもしれません!!そんな身近に潜むハクビシンの特徴や追い出し駆除対策についてご紹介します。

なぜ市街地にハクビシンが?

ハクビシンは昭和20年代初頭に四国、静岡県、山梨県、福島県などに分布していたと言われています。

 

徐々に分布域が広がり、現在では南東北から中部、四国で分布が集中していましたが、現在は大阪府や鳥取県、沖縄県などを除く各都道府県に分布しほぼ全国的に生息していると言われています。

 

【今では都心でもハクビシンの出没が増えた】

その原因は、森林伐採や作物の不足から餌が豊富だったり、ねぐらを求めて人間の住む住宅地に近づくようになり、農家や民家の屋根裏や小屋などに忍び込み出産を行い繁殖してしまっています。

 

野生動物として他にはタヌキやアライグマなども、田畑を荒らし、山間の民家に忍び込んでいる被害が後を絶ちません。

 

このような被害は古くから続く人間と野生動物との闘いですが、近年ではその野生動物たちの本来生息する場所が少なくなり、都心でも人間の住む建物が安全で心地よい場所と認識してしまっているのかもしれません。

ハクビシンの繁殖生活とは?

ハクビシンは年間を通じて繁殖を行い、その繁殖時期は明確に判断されていませんが環境や栄養状態などによって、一年で2回の出産をするとも言われています。 産仔数は平均で2~3頭。

 

妊娠の期間は約2カ月。

生後10カ月ほどで子供を産む。

 

比較的高い所が得意で、柱や電信柱、屋根裏や雨どいにも器用に登ることができます。

 

バランス感覚に優れているため、電線よりも細いロープなどでも簡単に渡ることができ、1mほどの柵なども飛び登って侵入できてしまいます。

 

ねぐらとする場所は複数持っていて、季節や餌を求め、市街地では電線を利用して移動。 河川敷などの水際を好んで餌となるものを探し行動する傾向にあります。

ハクビシンの食生活

ハクビシンは雑食性で特に甘いものを好み

果物や野菜などの多い田畑を荒らす被害が増えています。

 

付近の梨農家さんからは、毎年のように畑が荒らされる被害が起きています。

 

梨畑の多い千葉県船橋市周辺では

畑のネットの隙間から侵入して梨を食われるという被害が起きており、 農家さんも試行錯誤で大切に育てた作物を守るために対策を行っていると言います。

 

東京都内でも出没しゴミやペットフードをなど食べ、植物以外にも昆虫や鳥類なども捕食します。

ハクビシンの季節別行動パターン

ハクビシンは冬眠することなく自身で一定の体温を維持することができる哺乳類のため、冬の寒い環境下でも体温を保つための食料を得る行動を一年中行います。

 

春の行動

冬を越して暖かくなってくると巣やその周辺だけに限定していたハクビシンの行動範囲が広がり、餌を求めて活動しています。

 

餌が豊富な時期に繁殖行為をする季節でもあります。

 

ねぐらとしていた屋根裏から出て行く時期でもあります。

 

夏の行動

この時期はハクビシンにとって絶好の時期

 

スイカや梨、甘くて美味しい果物やトウモロコシなど農作物の被害が最も多い時期。

 

夏は外での生活が快適で木登りして木陰で過ごすことが増える傾向にあります。

春の繁殖行為によって妊娠したハクビシンが出産をする時期でもあります。

 

段々と寒い時期が近づくと新しい棲家を見つけ引っ越しをはじめたり、冬に向けて栄養を蓄える準備をし出す傾向にあります。

 

昆虫やネズミ、カエル、鳥などの肉食系の餌を捕食するようです。

農作物被害ではジャガイモや柿など季節の果物が狙われています。

秋の行動

ハクビシンは冬眠はしませんが、体温を一定に保つ必要がる恒温動物であるため、寒さが得意な訳ではありません。

 

そのため冬は寒さを凌ぐために温かい場所を求め、屋根裏や床下、物置など民家に侵入し、ねぐらを見つけ住処をするハクビシンが増えます。

 

冬の行動

雨風、雪などで体が冷えない絶好の環境が民家となり、そこでは同様に寒さを凌ぐネズミなどがいればハクビシンにとって絶好の場所となります。

 

ネズミを探し求めてハクビシンが侵入してきてしまうこともあるので、既にネズミがいる気配を感じたら駆除対策を行いましょう。

 

都会での出没は自然界よりも餌となるゴミや農作物の残骸などが多いため、この時期の繁殖も増加していると言われています。

 

冬の時期に屋根裏などに侵入する傾向があるため、ハクビシンにお困りの方は、寒くなる前に侵入口を塞いで予防をしておきましょう!

ハクビシンに住み着かれると…

ハクビシンが民家の屋根裏などに侵入され、住み着かれてしまうとどんな被害が生じるのか…。

 

ハクビシンの体型は猫に似ていますが猫よりもやや大きめなので天井裏から「ドスンッドスンッ」とやや大きな物音がしたりシミのような跡が天井についていたらハクビシンの可能性が高いでしょう。悪臭やダニが発生している可能性もあります。

ハクビシンの糞尿は深刻

ハクビシンは住み着いた天井裏などに糞尿を溜め込むので、その量や臭いが大きな被害となります。

 

その影響でダニ・ノミなど寄生虫が発生していくこともあり、放置したままでいると木材に影響でるだけでなく、天井から壁をつたって室内にダニなどが広がってしまい二次被害が生じてしまうことも…。

 

糞尿は不快感を与えるだけでなく、様々な病原菌が温床となって健康被害にまで発展することもあるので、十分に注意しなければなりません。

 

そして時期によっては移動していなくなった?と安心していても、ハクビシンは記憶力の高い動物です。

 

一度住み着いていた屋根裏などの場所を覚えているため、翌年に再び住み着かれハクビシンが定住してく可能性が高くなります。

ハクビシンの性格は臆病

ハクビシンの性格は基本的に穏やかで大人しく臆病な性格をしているので襲い掛かってくることはほとんどありません。夜行性で人間の気配がない時間帯に家屋の屋根裏に登り、姿を見かけてもすばしっこい動きで逃げたり小さなすき間に入り込んでしまう反射神経。

 

屋根裏に餌となるものがなくても外敵から身を守るためねぐらを求めて家屋に侵入します。昼間はいないことも多いですが、子どもを産んでその場所で育てをすることもあります。ハクビシンが現れたからと言って慌てず冷静に対処しましょう。

 

逆に人間を見て驚いて逃げてしまうほど臆病なのでハクビシン自ら人間に襲うようなことはほとんどありません。ただし出産時期や発情期など思いがけない行動を取る場合があるので、見かけても不用意に近いたり刺激しないようにしましょう。

 

無理やり素手で捕まえたりすると咬まれたり引っ搔かれてしまうこともあるので大変危険です。又、鳥獣保護管理法によって許可なく捕獲は禁止されています。

 

基本的に人間や犬猫などを襲うことは滅多にしないと言われていますが、捕食のために鳥類や子猫を襲うことがあり、お外で飼われているペットの餌を狙って小動物に攻撃する場合もあるので、ペットを飼育しているご家庭では十分に気を付けましょう。

 

ハクビシンは夜行性であることから人間と遭遇しない時間帯に行動していることが多く一晩で5㎞ほど移動することができます。

「まさかこんな場所に?」と驚くような山間のない場所で遭遇することもあります。

捕獲と駆除の違いにご注意

ハクビシンのみならず、タヌキやアライグマ、その他の野生動物においても同様に街中を親子で行動するものや、親と離れさ迷うように住宅街に入り込んでしまった姿などが報道されていますね。

 

とても可哀そうにも感じてしますが、人間に危害を与えかねない場合、危険を伴うために市町村の自治体などから許可を得て、依頼された資格を持った捕獲専門の業者が仕掛け網や麻酔銃などを使い捕獲し、自然に戻すなどの活動を行っています。

家屋に侵入された場合の駆除方法

捕獲がメインではなく「追い出し」「侵入防止」被害が生じた糞尿の清掃消毒作業・屋内に侵入させないための施工を行い、再び侵入させないよう対策する必要があります。

 

ご自身でハクビシンを捕まえて仕留める行為は法律に反する行為となります。

捕獲に関しては「鳥獣保護法」に基づき、本来は捕獲・処分・保護なども原則禁止とされています。許可なく勝手に捕まえる行為は、法律で「50万以下の罰金、又は一年以下の懲役」が罰せられます。

 

捕獲して処分するなどの駆除はやむを得ない場合のみ。許可申請を行い許可を得てからの作業となります。

申請には手続きや作業を行うまでの時間、費用なども掛かってしまう場合があり、一般的な駆除は害獣を直接傷つけたりせずに「追い出す」ことが一般的です。

ハクビシン侵入口封鎖とは?

例え屋根から侵入され、ハクビシンを追い出すことができたとしても、他のハクビシン、もしくは他の野生動物(コウモリネズミなど)が侵入しやすいままになってしまいます。

 

原因となる侵入口を塞がなければ再び侵入されてしまう可能性があるということになります。

 

費用をなるべく抑え、尚且つ動物を傷つけることなく自然に戻すという対処方針で追い出し侵入口封鎖、再び侵入させないための対策で駆除を行うことがメインとなる業者も多く、動物を傷つけることなく大切なお家をお守りするサポートに力を入れています。

 

もしもハクビシンを住まいのお近くで発見した際は不用意に近付かずに発生報告を踏まえた上で各市町村、各自治体や役所などに連絡をしてみましょう。

 

そこで駆除業者をご紹介頂ける場合もあるので、ご相談してみると良いかもしれませんね。

 

ご自宅の屋根裏などに侵入された場合の駆除は、残念ながら自己負担となるケースが多いのが実状です。安全に、費用を軽減した施工で侵入させない対策を提案してくれる業者を選びましょう。

東京都・千葉・茨城でもハクビシン発生中!

一年を通して活動を続けるハクビシンは、民家や住宅の屋根裏に侵入される被害が続いています。

 

臆病な性格をしているため、堂々と歩き回るより、深夜や暗い時間帯に猫と間違われるように出没することも。

 

木登りが得意なため、電線など軽々と渡っていく反射神経を持っています。

 

発見しても、直接襲い掛かってくることはないと言っていいほど人間を見ると逃げて行きます。

 

柿の木に登っている姿を目撃したが、逃げて行ったという情報もありますが、時には住まいの敷地内への侵入、家屋の屋根裏や床下、倉庫などに入り込みやすいので注意しましょう。

 

ハクビシンの予防と駆除業者の選び方

ハクビシンは自宅やその付近に生息しているなら季節関係なく早期に駆除対策を行う事が大切。 被害を未然に防いだり、最小限に抑えることができます。糞尿から感染する細菌の健康被害だけでなく、生活に支障が来してしまいます。

 

ハクビシンの駆除で一番おすすめなのは、信頼できる駆除業者を利用することです。

 

費用の心配などが大きく、なかなか業者にお願いするのは難しいとの声もありますが、安全かつ効率的な対策で駆除作業を行ってもらうべきと言えます。

 

ハクビシンを外へ追い出し侵入口を塞ぐことが重要です。

 

様々な方法で経験や知識を活かし自信をもって作業を行う業者は多く活動されています。

 

しかしながら大きな費用を支払って駆除をしたのに、再び侵入されてしまったとの声も少なくないのです。

 

生き物相手であることから、苦戦してしまう現状も実際にあり得る事ですが、しっかりと原因を突き止め、侵入してしまう箇所を見つけ出し、そこを完全に塞ぐことで防止することができます。

 

しっかりと調査を行い、どういった施工方法で駆除するのかメリット、デメリットを見極めることも重要です。

 

まずは無料調査、無料見積もりで現場に来てもらい、施工内容の説明にご納得した上で業者をお選びすると良いでしょう。

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