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危険な毒毛虫「チャドクガ」とは?
ガーデニングや家庭菜園を楽しむ季節となる春先。
綺麗なお花や植物に囲まれるひとときにリラックスしながら過ごす方も多いのではないでしょうか。
しかしその裏で・・・密かに葉の裏や陰に、毛虫や卵や幼虫が隠れているかもしれません・・・!
皆さん、虫対策やお庭のお手入れはできていますか?
植物を食害する毛虫たちが発生すると
大発生した毛虫の毒針毛が人の皮膚に触れたり刺さることで激しいかゆみや発疹が起こり大変なことになったりします。
そんな不快で気持ちが悪い毛虫を
見なくて済むように
今のうちに
予防や退治をしましょう!
こちらのコラムでは
毛虫の種類のご紹介と予防と駆除対策方法やチャドクガなどの代表的な毒毛虫について解説します!
目次
あぶない毛虫とその理由
毛虫と言ったらとにかく気持ちが悪いと感じる人が多い、嫌われがちな蛾の幼虫です。
それもそのはず!毛虫の種類によっては見た目のグロテスクでウジャウジャ大量に発生するその光景は鳥肌ものです・・・。(個人差あり)
その上、毒針毛と呼ばれる棘(トゲ)には毒性があり、直接毛虫に触れていなくても風で舞った毒針毛が衣類や肌に触れることでアレルギー症状、かゆみや皮膚炎を起こしてしまう危ない毛虫もいるんです。
種類によって無害・毒のない毛虫もいますが、不快害虫としてあまり好まれていなかったり、毒があってもなくても気持ちの悪さで嫌われしまうのが毛虫の特徴です。
毒のある危ない毛虫は「チャドクガ」
「ドクガ」「イラガ」「マツカレハ」などの種類。
名前を言われてもどんな毛虫かピンとこない方も、以下にてご紹介していきます。
毛虫がいたら・・・お庭の過ごし方に注意
毒がなくても体質によってアレルギー症状を起こしてしまう方もいるので見つけたら素手で触らないようにしましょう。
春から暖かい日が続く季節や湿気の季節は、色んな害虫が活発になります。
おうち時間が増え、お庭の家庭菜園やガーデニングを楽しんだり、お庭で遊んだりバーベキューを楽しむご家庭も細心の注意が必要です。
そんな大切なお庭に卵が葉の裏に付着していないか危ない毛虫が出てきていないか、こまめに確認して毛虫に注意してくださいね。
万が一、毛虫が発生していたら速やかにその場から離れ、露出を避けた服装で安全を確保したり殺虫剤を使った駆除の準備をしましょう。
ピンチの時は無理せず業者に依頼
すでに大量発生に困ったら、刺されないために徹底的に駆除してくれる業者に依頼するのが安心・安全です。
お家の中で待機するだけで、不快な毛虫を見なくて済むことや死骸回収をしてくれるメリットもあるので、すぐに駆け付けてくれる地域密着型の駆除屋さんならおすすめですよ。
まだそんなに被害が出ていない場合でも、事前に毛虫を寄せ付けない対策もあるので、是非大発生する前に対策をしましょう。
春以降の公園や郊外でも毛虫に注意!
公園などの郊外では桜の花が散り葉桜になると大量発生してきます。
死骸になっている毛虫に触れるだけでも皮膚炎などの症状が起こる恐れがあるので小さいお子様やペットがいるご家庭では特に注意しましょう。
家によく出る毒のある毛虫は?
毒毛虫には数々の種類がいます。
代表的な毛虫は・・・
チャドクガ (;’∀’)
毒のある毛虫のなかで代表的なのが
チャドクガ。
サザンカやツバキなどのツバキ科類の植物を好み、お庭や建物の周りを覆うように植えてあるツバキは綺麗なお花で割と多くの場所で良く見かけませんか?
チャドクガは年に2回発生。
成虫(蛾)は
7~8月頃と10~11月の秋頃に産卵。
幼虫(毛虫)の発生時期は
5~6月と8~9月頃です。
葉の裏に一ヵ所にまとめて約120個ほど産卵し、20日前後で孵化。蛹になるまで約50日。
チャドクガ一匹の体には50万~600万本の毒針毛があるとされ、人体への被害が多いのもその数の多さが理由でもあります。
8~9月の秋頃に一斉に孵化し集団活動をします。
秋口に産み付けられた卵はそのまま冬を越し
5~7月頃に一斉に孵化。
孵化した幼虫(毛虫)が同じ方向に頭を向けて集団活動し、成長するにしたがって木や葉から散らばって移動するようになり、食欲旺盛なので、植物の葉が食害され枯れたように木が丸裸になってしまいます。
ドクガ (;’∀’)
ドクガの幼虫は食性は広く100種類以上の植物、バラ類ではサクラ、ウメ、ナシ、リンゴ、ツツジやブナ類などの葉を餌にします。
ドクガは年に一度。夏に発生。
1卵魂の卵数は200~1000個を超えることもあるかなり不快感を抱く繫殖力…!!
夏に孵化し8~10月頃に活動。その後、越冬して翌年の春頃に再び活動をはじめます。
ドクガ類の毒針毛に特に注意!
直接触れていなくても衣服に付いてしまう厄介な毒針毛が原因で肌に付き、アレルギーや皮膚炎などを起こしてしまうのです。
ドクガ類の毒針毛は、卵~幼虫~サナギ~成虫になるまでの間、どの時期でも付着しているので十分に気を付けなければなりません。
ドクガ類の駆除方法
ドクガ類の駆除は集団から分散して行動する前、小さい幼虫の頃はまとまっていることが多いのでその時に薬剤などでの駆除が効果的です。
熱湯を掛ける、焼いて駆除を行う一般の方でも皮膚に触れないよう注意しましょう。
小規模なエリアでの駆除であれば、市販の薬剤などで自分で行う方が多いですが、その分、毛虫による皮膚炎症を起こしてしまう方も増えていますので、無理のない範囲で行いましょう。
背丈より高い植物などの駆除は、毛虫の落下が想定されるので刺される危険が高まります。なるべく専門の業者にお願いすることをおすすめします。
早めの対策と早めの発見で被害が広範囲に広がってしまう前に対処すべきと言えるでしょう!
他にもいる毒毛虫とは?
庭先でガーデニング中に遭遇しやすい、毒を持つ毛虫はドクガ・チャドクガ以外にもいます。
キドクガ・イラガ類・マツカレハ
モンシロドクガ・ホタルガ
名前だけではわかりにくいので、見分けるには実際の写真など事前にチェックしてみても良いかもしれませんね。
毛虫に刺されてしまったら…
気が付いたら腕や体に発疹や激しい痛みや痒み…それは毛虫が原因かも!?
「毛虫に触れたわけでもないのになぜ?」と驚く方もいますが、抜け落ちた毒針毛が衣類に触れ、しばらくすると痒みなどの症状が起こることもあります。
毛虫によって引き起こす皮膚炎は体質によって症状は様々ですが、侮ってはいけません!
ドクガ類に皮膚を刺された場合は、引っかいたり叩いたりすることで毒針毛を皮膚に食い込ませてしまい被害が大きくなってしまう場合があります。
症状がひどい場合は速やかに医師の治療を受けましょう。
毒がなくても不快な毛虫もしっかり駆除
「これはなんの毛虫?」とよくわからない毛虫を見かけることがありませんか?
昆虫博士でないと何の毛虫かまでは分からないけれど、蛾や蝶の幼虫であることは確か・・・。
見た目の気持ちの悪さで「どれどれ…」と素手で触る方は少ないと思いますが、興味本位で毛虫を触るお子様など注意しましょう。
刺されなくても触れたことでアレルギー症状を起こす恐れもあるので毒があってもなくても毛虫は毛虫。素手で触らないように!
毛虫が大量に発生していたら、不快感は増しますよね…。市販の薬剤などで駆除が難しい時には駆除専門の業者にお願いしてみましょう。
家屋や庭先など、建物付近に発生して被害を受けているご家庭のお悩みを解決してくれます!
お困りの際には一度ご相談してみるのも良いでしょう。
毛虫を放っておいたらダメ?
毛虫が大量発生しているのに気がつかないままの場合や、放置していたら種類によっては更なる大発生に繋がり、一定の場所ではなく複数の木や場所に移動し広範囲に毛虫が発生してしまうことがあり、玄関付近、道路にまで移動し、歩く際に踏んづけてしまうことも…。
環境によっては、ご自宅の庭先から発生した毛虫が、近隣のお宅に侵入して近隣トラブルになってしまう恐れもあります。
そんな被害を防ぐためにもなるべく早めに対策を行い毛虫の移動が少ないうちに駆除を行いましょう。
自分で退治する時の注意点・用意するもの
庭の毛虫退治は自分でするという方も多くいらっしゃいます。そんな方へ注意して頂きたいのは、やはり万全の態勢で駆除に必要な準備や危険性などを把握しながら駆除しましょう。市販の薬剤では便利な商品が多く揃っていますが薬剤の使用上の注意を守り使用してください。
作業を始める前の準備では露出を避け、防護する服装・防止・手袋・マスク・ゴーグル・ヘルメット・首周りはタオルで巻くなどしてください。
殺虫スプレー
毛虫に直接スプレーをする殺虫剤などを使用する場合、殺虫効果だけでは噴射の際、風で舞う恐れもあります。
毒針毛を固めて毛虫を動かなくなってから葉や枝ごと切り取って捨てられる固着剤がおすすめです。
薬剤散布
殺虫剤は農薬の一種でもあるため、あまり強力な薬剤を使うと、植物や樹木を痛めてしまう恐れがあるのであまりおすすめできません。
毛虫自体に触れていなくても、抜け落ちた毒毛針が風に舞い飛散することで痒みなどを伴う症状を引き起こします。風のない明るい日中が良いでしょう。
近くに洗濯物や布団を干していないか、ご自身のお宅だけでなく近隣へ被害が及ばないよう細心の注意が必要です。
小さいお子様やペットがいる家庭では薬剤使用後の注意も必要になります。
安全性が認められている薬剤でも死骸残っているかもしれません。
しっかり死骸を回収するまでは、念のためしばらくお庭に出るのを控えておくのが安全ですね。
死骸処分
死骸となった毛虫の処分は、焼いて始末するという方もいるようですが危険が伴います。
ほうきとちりとりでそっと回収したり、トングや割りばしなどで掴み、ゴミ袋に入れしっかり口を縛り、速やかに処分しましょう。
チャドクガなどの毒は50度以上の熱湯にさらされると無毒化します。
毛虫が付いた葉ごと熱湯駆除
チャドクガの毛虫はほどんど群れで同じ枝や葉に集団でいることが多いので、発見したら枝元から切り落とし熱湯につけると駆除できると同時に毒も消せることができます。
数が多いとその作業だけでは追い付かなくなるので、どの駆除に対しても細心の注意を払いながら安全性の高い駆除方法を選びましょう。
毛虫発生しないための予防策
毛虫が発生してしまうと、とても厄介ですね。
なるべく毛虫が発生しないための対策で
予防を行っておくと被害が減少できることもあります。
春先になると出てくる毛虫なので、冬の時期から庭先のお手入れ、樹木の剪定を行っておくと良いでしょう。
その際に葉の裏に卵を発見したら葉ごと切り取り処分しておきましょう。
市販の薬剤では予防になるタイプのものも売られています。
葉や根元の土に撒いておくと、卵から羽化しても、薬剤を食べ死んでしまいます。
薬剤の使用が心配な方は、天然成分由来で人にも植物にも配慮された殺虫剤なども販売しています。
無農薬、酢や木酢液などを使用してみるのも駆除効果は少ないものの予防効果があると言われているので試してみても良いかもしれませんね。
薬剤の心配がある方は木酢液の効果を試そう
お酢を使っての効果はどうなのでしょう。
ニオイが気になる方もいますが毛虫予防として効果があると言われています。
お酢を直接使用するのではなく、酢と水で1:3で薄めて直接毛虫にスプレーします。
木酢液は木炭などを焼く時に出る水蒸気を冷やし、それを液体にしたもので、人や植物への影響に配慮したい場合に適しているため毛虫対策に用いられています。
木酢液も酢と同じように木酢液水を1:3の割合で薄めて、植物や葉の根元などに注ぎます。
木酢液の原液では刺激が強すぎすので、必ず薄めて使用しましょう。
お酢と木酢液の効果は長期的な効果はないので、2週間に一回の程度で散布しましょう。
まとめ
庭先などでガーデニングや家庭菜園を楽しむ方も増えていますが、育てる植物やお手入れしていないでいると毛虫や様々な虫も発生しやすくなります。
しっかり予防することが大切ですが、発生した場合は早めに駆除することが被害範囲を防げます。
毛虫や他の虫などの発生でお困りになった時に、安全な範囲で駆除を行いましょう。
市販の薬剤で効果を得ることもできますが、使用の際には記載された注意点などをしっかりと把握した上で使用しましょう。
安全性を考え、徹底的に駆除をしたい方は、毛虫(チャドクガ・ドクガ・イラガ等)・ムカデ・ゲジ・蜂(スズメバチ)・ダンゴムシ・マダニ等の様々な害虫駆除にも対応している業者に頼ってみてはいかがでしょう。
