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ハクビシンは駆除できる?習性から学ぶ!確実に追い出す方法
屋根裏から物音がしたり、畑や庭が荒らされていたりと、ここ最近動物による被害が増えています。
動物が関係しているのは間違いないのに、姿が見られず駆除できないことに悩んでいませんか?
ハクビシンの駆除は自分でもできますが、ムカデやハチなどの害虫と違って簡単ではありません。
確実に家屋から追い出すためには、ハクビシンの生態や習性を知ることが必要です。
そこで今回は、ハクビシンを確実に駆除するための方法について、詳しく紹介します。
目次
ハクビシンを駆除する前に生態と習性を学ぼう!
ハクビシンの体長は50~70cm、体重は3~8kgと、害獣の中でも大型の動物です。
ジャコウネコ科に分類されるため、ジャンプや木登りなどを得意とし、地上だけではなく、電柱の上や屋根の上などで見かけることも珍しくありません。
ハクビシンを駆除する前に、まずは習性や特徴を確認しておきましょう。
特徴 | ・全体的に暗い灰色(顔は黒色、鼻筋部分に白い縦線がある) ・たぬきに似ているけど、体型は細長い ・運動能力に優れている |
好物 | 雑食なので何でも食べる |
習性 | ・夜行性 ・暗くて暖かい場所を好む(屋根裏など) ・寒い季節はあまり行動しない(巣の中にいる) |
繁殖 | ・暖かい時期に繁殖行為が多く見られる ・妊娠期間が短い ・1回の出産で約3匹生まれる |
夜行性のハクビシンは、主に夜から朝方にかけて行動します。
日中や寒い時期はほとんど巣の中で過ごすため、駆除するなら繁殖前や寒くなる前が適しているでしょう。
ハクビシンは駆除しないと農作物へ悪影響を与える
ハクビシンは森林や畑など、至る場所でエサを取りに歩き回ります。
自宅で飼っているペットとは違い、ダニやノミなどが付着しやすいため、屋根裏などを巣にしていると、家屋の中でダニやノミが繁殖し健康被害の心配があります。
また、野菜や果物など何でも食べるため、畑の農作物や庭の家庭菜園や花壇などを荒らすケースが多いです。
農作物を狙う害獣はたくさんいますが、頻繁に荒らされるようなら、近隣住宅の屋根裏に住み着くハクビシンである可能性が高いでしょう。
ハクビシンの駆除方法は?
ハクビシンの駆除方法は、基本的に屋根裏など巣から追い出しておこないます。
顔はとても可愛らしいため、つい手を伸ばしたくなりますが、鋭い歯や爪を持った害獣なので絶対に手で触れることは止めてください。
家屋に住み着いたハクビシンは、次の方法で駆除します。
ハクビシンに駆除剤(忌避剤)を使う
ハクビシンが家屋に住み着いていることは分かっているのに、場所の特定ができない状況はよくあります。
そんなときは、足跡や抜け落ちた毛などを頼りに、どこから侵入しているのかを特定し、侵入経路に駆除剤を置いて追い出します。
外部から巣へ戻ってきたり、すでに巣の中にいたりと、状況問わず住み心地の悪い環境を作れることでしょう。
ハクビシンの駆除に煙を使う
駆除剤のほかに、煙を使って追い出す方法があります。
屋根裏に巣があるのが分かっているなら、部屋全体にくん煙剤を焚くことで、しばらくすると息苦しさなどからハクビシンは外部へ飛び出すことでしょう。
ハクビシンの駆除方法が効果ない!嫌いなにおいで対策は?
駆除剤や煙を使ってもハクビシンに効果がないときは、嫌いなにおいを侵入口など複数の場所に置くことで対策できます。
・天敵のにおい
・にんにくなど刺激のある食べ物
・木酢酢など
刺激のあるにおいを苦手とするため、家の柱を噛られたり畑や庭を荒らされたり被害がある周辺に振りまくと効果的です。
注意!ハクビシンを駆除するには法律がある!
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象動物なので、駆除する際に役所の許可なく捕獲できません。
捕獲する場合は、行政の担当部署で「有害鳥獣駆除」の申請が必要で、状況によって捕獲後の状況が分かる写真など提出を求められるケースがあります。
法律に反すると、50万円以下の罰金(または1年以下の懲役)があるので注意してください。
ハクビシンの駆除は自分でするのは難しい
ハクビシンの駆除を自分ですると、鳥獣保護管理法に反しているケースが高いです。
「法律を知らなかった」というのは通用しないので、罰則を受けないためにも害獣駆除を専門とする業者へ依頼するのが安心です。
ハクビシンの駆除は業者へ依頼するのが確実
ハクビシンの駆除は業者へ依頼した方が、確実に追い出せます。
業者を選ぶときは、見積もりや再発防止を考えた駆除方法など、親身になって対応してくれる会社を選びましょう。
ハクビシンの駆除費用
ハクビシン駆除の費用相場を一覧表へまとめます。
駆除・作業 | 費用相場 |
追い出し | 500円/m2 |
侵入口を閉鎖 | 1箇所:1,000円~30,000円 |
捕獲 | 1回:10,000円 |
捕獲後の処理代 | 10,000円 |
ほかにも、消毒費など害獣駆除会社によって諸費用が別途必要です。
まとめ|ハクビシンの駆除は徹底した再発防止が大切
自分でハクビシンを駆除するには、行政の許可などが必要なので時間がかかってしまいます。
繁殖する前に駆除した方が、家屋や農作物への被害を最小限に抑えられ、追い出しに時間や費用がかかりません。
見つけ次第、早期対策と再発防止に徹底した方法で駆除しましょう。